お花畑で課外授業 ~First access~

お花畑で課外授業




敦賀さんが出演した番組で暴露してしまった為、私達の同棲は瞬く間に世間にひろまってしまった。
私はまだ高校を卒業すらしていないのに……。
後、1年とちょっと残ってるのに。
流石に、これは退学モノかも……と危惧していたが、予想外な事件が起きて、それどころではなくなってしまったのだ。




突然の話だが、高齢を理由に理事長が退任した。
理事長には子供がなく、跡継ぎもいない。
実際のところ、過去に廃校なんて話も浮上した事があるらしい。
……ここにきて突然の退任騒ぎ。
どうなるの?私達??
もう……私の同棲でもりあがってる場合ではなかった。
『この学校やっぱりなくなるんじゃ??』
そんな事が囁かれる。
この学校には芸能科以外に普通科も進学コース科もあるのだ。
多くの受験生達があわてふためいた。
私達、芸能科の人間だって困るのよ。
芸能人なんて厄介な人種を普通の学校が受け入れてくれるわけないじゃない。
芸能人を受け入れてくれる学校は少ない。
普通の学校じゃ、授業なんて満足に出席できないんだもの、出席日数が足りなくて卒業できなくなるのが関の山。
数々のヒット曲を飛ばすアーティストだって、人気急上昇中グラビアアイドルだっているのよ。
今話題のドラマの主役を務める俳優だっているわ……。
そんな者達が一般人に紛れてなんて……、騒ぎの元になって授業どころじゃなくなる。

私みたいな新人のぺーぺーの憎まれ役しかやったことないような人間だって"芸能人"ってだけで締め出されそうだ。
『どうなるの?私達!?』
そんな不安を抱えつつ、私は登校した。




『おはようございます。新理事長の就任に挨拶があります。全生徒は至急、体育館へ集合してください。』
生徒会からの校内放送だった。

え?じゃ……この学校なくならないの??
よかった…………あ…………それはそれでまた問題が、本来の私の抱えた問題が浮上してしまう。
それはまずいわ。
それは~~っ!!
どっちにしても八方塞がりな状況だった。




どきどきしながら向かった体育館。
そこには……。

何?この感覚……デジャヴ??

そして始まった就任の挨拶には相応しいといえない賑やかなパフォーマンス。
リオのカーニバルがそのまま学園にやってきました……って普通あるわけないでしょ!!

これは……これは……。

リズムに乗って肉感的なお姉さん達の間を縫うようにやってくるあの人は!!


『ローリー……』


スピーカーから響く重低音は間違いなく。


『宝田です。』


やっぱり~~~~っ!?

『本日よりこの学園の理事長を務めることになった。諸君。よろしく。』

社長が理事長ですって~~~っ!?

それから始まった愛の講義。
ああ……この学校……どこまでいくんだろう。
『諸君。勉学に恋愛に、そして芸能科の生徒は仕事にもがんばってくれたまえ。』

社長……何がしたいんですか?貴方は……。

そしてふいに感じた視線に入り口の方を見れば……。

「!!!???」

つつつつつつつつ………っ……敦賀さん!!

気づいた私に向かって、彼は何かを言っていた。
何?え??

「………。」
はじめの頃は読み違いをしていた口ぱくも今では楽に読み取れる。
彼はこう言っていた。


”これで俺達の邪魔する者はいなくなったね?”


は?どういう事?


”家で待ってるよ。”


彼はそのまま立ち去って行った。

敦賀さん??
どういう事ですか?
まさか……社長まで使って……学校買収??
ちょっと敦賀さん!!

私は学校を終えると即帰宅した。
今日は仕事はオフだったのだ。
さらに敦賀さんもオフ。
私のオフは最初からだったけれど、敦賀さんのオフは予定していた仕事が延期になり、ぽっかりあいたお休みだった。
三日前に予定していた撮影が延期になったためにぽっかり明いたオフだった。
敦賀さんは当然のように一緒にすごしたいと要求してきたが、なるべく学校へ行きたかった私はごねる敦賀さんを振り切って登校した。

きっと相当ご機嫌斜めなはずだ。

都合よく、泊り込みの仕事で帰ってこなかったりで、今朝出掛けに会ったっきり。

「本当に行くの?」

そんな捨て犬みたいな顔しないで下さい~。

私は心を鬼にして学校へと向かったのだ。

休んでる間に退学にさせられたらいやよ~。

その一心で登校したのだが、あんな事になってるなんて。

絶対に関わってるわ。

問い詰めなきゃ!!

マンションに向かいながら、問題の三日前のやり取りを思い出す。
「俺より学校の方が大切なの?」
”私と仕事どっちが大切なの?”に匹敵する言葉が彼から飛び出した。
「そういう問題じゃありません。行ける時に行かないでいつ行くんですか?」
「ね?キョーコ?俺が丸一日オフだなんてめったにないんだよ?」
「この間……過ごしたじゃないですか。」
「晴れて公認カップルになっただろう?だから今度は外に出かけてみよう。ディズニ○リゾートに行ってみたいとか言ってただろう?俺も行った事ないし。ホテルの予約って今からでもできるかな?」
ディズ○ー?
憧れの夢の国。
シンデレラにオーロラに白雪姫にベルにティンカーベルにアリエルがいる夢の世界。
パレードもいいけど、水と光の精の恋の物語も見てみたい。
天候しだいだけど花火も上がるのよね?
ミッキ○やミニ○達が待ってる豪華なホテルで一泊。

「………。」

行ってみたい。

というか……行きたい。

そして気が付いた。

私の隣には、グラつく私を見て人の悪い笑みを浮かべる敦賀さんがいた。

「…………………。」

「ね?二人で行ってみよう?」

似非紳士の微笑が炸裂する。

「…………………。」

ダメよ、キョーコ。

敦賀さん……きっとよからぬ事を考えてるわ。

デ○ズニーに行きたいなら、自力で行けばいいのよ。

モー子さんなら付き合ってくれるわよ。

ホテルだって大丈夫よ。

スイートルームは無理でも、ランク下げれば何とかなるわ。

それなりにギャラは貰ってるもの。

無理じゃないわ。

だから我慢よ。

それに今……貴方と外でデートなんてしたら、追っかけ回されてデートどころじゃなくなるわよ!!

……それもだけど、彼が何を考えてるか分からないけど、危険だ。

ものすごく危険だ。

私は決意した。

ここは逃げるしかない!!

彼の魔の手から逃れるべく行動を開始する。

なんとしても逃げるのよ。

明日は泊まりの仕事だし、今日逃げ切れば何とかなる。

といっても何か策があるわけでもない。

先手必勝逃げるが勝ち。これしかない。

「敦賀さん。やっぱり私、学校に行きます。

「キョーコ!?」

「じゃ明日早朝ロケなので、私、休みますね!!」

私だってただ同棲をOKしたわけじゃない。

仕事は疎かにしない。

それは敦賀さんも同じ。

仕事に支障をきたすような無茶はしない。

それが私と敦賀さんの間で交わされた確約。

ゲストールームに逃げ込んでしまえばこっちのものだ。

「おやすみなさい!!」

私はゲストルームに駆け込んで念のため内鍵もかけた。

ドア越しに伝わる敦賀さんの魔王な空気を感じ取りながら、私は眠りについた。

ドアの外で敦賀さんが決意したようだけど……とりあえず今は考えない事にした。

それが失敗だったのだと思う。

自転車を飛ばして、やっとの思い出辿り着いた敦賀さんのマンション。

「敦賀さんどういう事ですか!?」

「お帰りキョーコ。」

リビングでは似非な紳士がソファで寛いでいた。

「なんですか!あれは?」

ソファに座る敦賀さんに正面から向き合った。

「あれって?」

分かってるくせに、この男!!

「何で社長が理事長に就任してるんですか!」

「ああ、前理事長もかなりの高齢だったからね。以前から社長のところに話を持ちかけていたみたいだよ。俺もあそこにはお世話になったしね。母校がなくならなくて良かったよ。」

信じられないし、想像もできなけど事実だ。

学校生活においても私は敦賀さんの後輩だった。

でも、騙されないわ。

「じゃあ……あの口ぱくはなんですか!?」

”これで俺達の邪魔する者はいなくなったね?”
”家で待ってるよ。”

……ってあれは何??

「君の読み違えじゃないかな?”病菌以下なかなか異常”に比べたらまともな読み取りだけどね。」

……くっ……覚えてたか。

「だったらなんて言ったんですか!?嘘つかないで下さい。」

「………君が悪いんだよ。」

ぼそっとそんな事を言い始めた敦賀さん。

そっぽ向いてるし。

いい年して拗ねないで下さい!!

「社長に相談したんだ。君が構ってくれないって。そしたら……。」

そしたら何よ!?

「君が不安に思ってる事を取り除いてやればいいって……。」

「………。」

「君。学校を退学になるんじゃないかって……心配してただろう?」

「………。」

「それを話したら……”俺があそこの理事になる”って……。」

社長ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!

「ねぇ……。キョーコ?」

ソファに座ったままの敦賀さんの手が私に伸びる。
「後、君が不安に思っている事は何?」

敦賀さんが私の手を握り上目遣いで問う。

……犯罪です。

犯罪です!!

……カイン号再びだなんて……反則よ~~っ!!

「ねぇ?言って?」

「…も…もう、ありませ~~~~ん!!」

「本当に?」

「本当ですぅ~~~。」

私が悪かったです。

もう勘弁してください~~~~~っ。

「許して欲しいの?じゃ許してあげるから…向こうに…行こうか。」

へ?向こうってどこよ?

「君は補修が必要だよ。あ…この場合、課外授業かな。」

「ええっ?」
「学校が好きな君の為に、特別に俺が講義してあげるよ。実地付きで。」

「えええっ!?」
まさか……。

「満点取るまで終わらないから覚悟してね?」




この後……私は敦賀さんのしつこさを思い知ることになる。



















First…ってことは続きもあるのかな??

どうかな??

で・・・これ・・・限定要素ないよね??

ないよね??

本当にないよね??

どうしよう!!

限定にすべき??だれかおしえてくれよ~。

ぽち・・・・・・限定の範疇がよくわからなくなりました。

限定要素のないブッコワ蓮さん大暴走なお話でした。

みんないいのか??

こんな蓮で申し訳ありませ~ん。




ぽっちんでした。

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1 ■大丈夫だ!限定要素はない!

ぶわっはっはっはっは~
(≧▽≦)

本日2度目のぶわっはっはっはだ!
マサシさんといい、ぽっちんといい”こわ蓮さん”が炸裂してるぅ~~。

楽しいです。

社長に相談したのか!
「構ってくれない・・・」って
とんでもない学校になりそうだよね。

こわ蓮さんが何処まで壊れていくのか見物です。
GJ

2 ■甘いけれど!

限定でなくて大丈夫!!
な気がしますw

甘いし可愛いけれど、
タブーのキーワードは入っていないかと!w

良いですね>w<
蓮さん、可愛いですw

3 ■蓮…手段は選びません。

>まめひよこさん

使えるものは社長でもなんでも使って都合よく持ってくだろうね。

課外授業……やるかやらぬか……考え中。限定コワイよ~せまいよ~

4 ■蓮……こわれてますけど……

>?セナ?さん

それでもかわいいのでしょうか??

セナさんとまめひよこさんの大丈夫出たし、限定せずに済みそうです。

5 ■無題

壊れてるのが良いんです(*ノノ)
大人の余裕蓮さんも好きですが…
キョコちゃんに対して壊れる蓮さんが
一番好きです(*ノノ)

セナストーリーの蓮さんも殆どが
壊れてばっかりですけども…(汗)

6 ■セナさん大丈夫よ!

>?セナ?さん

セナさんのは壊れてもまだ人間の範疇です!

ぽちのもまだ人間カテゴリーにぎりぎり納まってるはず………。賢者様宅はモンスターだよね。まねできないわぁ。

セナさんの蓮は大人よ?少なくとも駄々っ子にならない。
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蓮キョ大好きです。
駄文しか書けませんが、よろしくお願いします。

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