恋愛 ~思い~

「恋愛」は過去の発掘作品でしたが、かなり書き換えました。
ちなみに、致命的な失態を発見し、すでにアップしている話も修正予定。

月華は基本的にネタバレ記事はかきませんが!書いちゃった可能性があるので問題部分を修正します。
過去の記事と言っても修正なしというわけではありません。

元々1つの話しだったものを分割したものです。
一つ一つが短くなった分加筆したんですが、それが大きな失敗を生みました。
ありゃりゃ。
つーわけで、どことはいわないけど、こっそり修正予定。

うっかり読んじゃったかたいたら、申し訳ありません。

どこが違うか?
キョコちゃん視点で終るはずだったんですけどね。

今度は尚視点です。

私は尚が嫌いじゃない。
ので、尚ちゃんが出てきます。
ちなみに、お邪魔虫ではありません。
お兄さん的存在です。

キョコちゃんと和解した設定です。

彼とキョコちゃんの間には恋は存在しません。
幼馴染として登場します。

これが日常
↑尚ちゃんの私的ポジションはこれ。2011年6月に書いてるわぁ。
はやっ!!

今はお子ちゃまだけど、将来はいい男になってほしい。


それでも尚は嫌いという方はごめんなさい。




ではでは、どぞ。





『恋愛 ~思い~』



収録が終わって楽屋に戻る途中でキョーコにでくわした。
正確にはもう1人いて、キョーコはそいつをあしらえずにいた。

何やってんだよ、あいつ。

「ああ、わりぃ。こいつ俺と約束してんだ。食事の誘いは次にしてくれよ。な?」
「ふっ不破さん!」
「メシの誘いなら俺も一緒な?」
「え?」
「同じシンガーだろ。音楽の話しでもしようぜ。キョーコなんて音痴でさ。楽しめねーぜ。」
「不破さんもくるんですか?」
「あたりめーだろ。俺はこいつの兄貴分なんだよ。知ってんだろ?次は俺に声をかけろよ。キョーコには俺から連絡するからよ。」

一時は不破尚と京子の噂がたった事もあったが、それもすぐに終息した。
俺達が幼馴染で兄妹みたいなもんだって、公けにしたからだ。
随分と騒がれたもんだから、この顔だけアイドルだって知ってるはずだ。
幸いな事にデビューも俺の方が早い。
実力だって俺の方が上だ。
歌に関しちゃ誰にも負ける気はしてねぇけど。
だから多少強引な話だって通る。
目的が目的だけに相手だって強くは出れない。
本気だったら相手が誰であっても諦めねーはずだろ?
あっさり手を引くって事はその程度のもんだって事だ。
遊びと分かってて見逃す馬鹿はいないだろう。

「………。」
「じゃあ、また今度な。」

キョーコもキョーコだ。
また変なのひっかけやがって。
世話のヤケルやつだぜ。

もの言いたげな京子をその場から連れ出した。
キョーコの楽屋はわからない。
だから、迷わず俺の楽屋へとキョーコを連れて行った。

「何やってんだよ。」
「………。」
「あれくらい、うまくかわせよな。俺が通ったからよかったようなものの。連れてかれてたらどうすんだよ。」
「ごめん。」
「何かあったらどうすんだよ。」
「ごめん。」

ん?
なんか様子がおかしくねーか?
いつもなら、つっかかってくるのによ。

ん?
んんっ??
ちょっ……。
おまっ……。

「ご…め……ふっぇっ……。」

おいっ!
なんで泣くーーーーーっ!?
お前、俺がお前の泣き顔に弱いの知ってんだろうがっ!!
どうする?
どうする?
この場合は……この場合は……肩を抱いて、頭をなで……。

ぶるっ!!

寒気がきた。
そんな事したらあいつに殺されるわ。
とりあえずは……。

「キョーコ、理由を話せ。聞いてやっからよ。」
「尚ちゃん。」

昔の呼び方に戻ってらぁ。
仕方ねーなーー。

「ほら、ぶちまけちまえ。何があった?あのナンパヤローになんか言われたのか?それなら俺が後でシメテやるから安心しろ。」
「つ…。」
「つ?」
「敦賀さんに嫌われちゃったぁ。ふっぅえーーーーーん。」

なんだとーーーーー?
敦賀のヤローなにやってんだーーーっ!?

大粒の涙を流し、子供の様になく。
……俺が過去なすすべなく立ち尽くすしかなかったあの泣き顔だ。
つらくて、つらくてどうしようもない時の顔だ。
ガキの頃は見てるしかなかったが、今は、どうすればいいかわかってる。
幼馴染だからな。
こいつはいつも心の中につらい事をしまっちまうんだ。
だったら吐き出させてやればいい。
それだけだ。
そんな風にこいつを理解できるようになったのは、ここ最近。
こいつと和解してからだ。
そう、俺とキョーコは幼馴染という関係に戻ったのだ。

「キョーコ、泣くな。な?ほら、全部話してみろ。たぶん誤解だ。あのヤローがお前を嫌いになるわけねーだろ。な?」

それから、惚気かってくらいの話題を交えながら、昨夜の出来事とやらを聞いた。

敦賀んちへ行ってキョーコが飯を作り、敦賀がセッティングして、一緒に食べて、一緒に片付けて……って、お前ら新婚ごっこかよ。

「それでね、帰り支度してたら敦賀さんに話があるって言われたんだけど。そこに電話がかかってきたの。私の携帯に。」
「誰からだよ?」
「今、出演してるバラエティー番組のプロデューサーさん。」
「………。」
「新コーナーを作りたい。そのコーナーのメインに私を起用したいから、今から会えないかって。」

おい。
それって……。

「そしたらね、敦賀さんが変わるように言ってきて、その話しは後日事務所を通してという事にしてもらったんだけど。」

あたりめーだろ。

「電話を切った後に敦賀さんが、”行く気だったのか?”って聞いてきたの。」
「なんて言ったんだよ。」
「仕事だし、行きますって言ったら……とても怒られたの。無防備すぎるって。」

それで、嫌われたって思ったのか。

「その後、一言も口を聞いてくれなくて。」
「……あのな。キョーコ。よく聞けよ。そのプロデューサーってヤツ、目的が違ってるぞ。間違いなくな。」
「え?」
「今日みたいに食事に誘ったりするのだけが、女を誘い出す手口じゃねーんだよ。」
「………。」
「そのぽかんとした顔。わかってねーな?」

少しは警戒心が出てきたと思いきやこれかよ。
世話がやけるぜ。
これがキョーコだけどな。

「それにね。プロデューサーさんに電話で”お前は誰だ”と聞かれたみたいで、敦賀さんったら”敦賀蓮です”って言っちゃったの。」

そりゃあ、ある意味すげー牽制球だな。
仕事を終えて帰ったはずのタレントが夜の遅い時間に男といる。
その辺の小さい小者なら脅しのネタにされかねないが、敦賀蓮が相手なら話しは別だ。

「敦賀さんに迷惑かけちゃった。嫌われちゃったよぉ。」

そう言ってまた泣き出した。

だから泣くなーーーっ!!

あっ!!
茶だ。
茶を煎れてやるから泣くなーーー!!

これでも老舗旅館の息子。
茶道もキョーコと一緒に無理矢理習わされたんだ。
普通の茶だって、その辺の連中よりもうまく煎れられる。

俺は茶を煎れる事に全力を注いだ。
歌以外でここまで真剣になった事なんて多分ない。

敦賀!!
理由はなんであれ、俺の前でキョーコを泣かせた落とし前はつけさせてもらうぞ。




ドンドン。
強めに叩いたドア。

「どなたですか?」

中から出てきたのは、ヤツのマネージャーの社さんだ。

「ども。」
「不破君。」
「敦賀さん、いる?」
「珍しいね。君が来るなんて。……蓮、不破君だった。」

いけ好かないヤツだって思ってた。
芸能界一いい男なんて言われるこいつが嫌いだった。
妙な敵対心を燃やして突っかかったりもした。

あの頃は俺もガキたんだ。

今は俺は自分の実力で自分の地位を築き上げている。

俺は歌手で、こいつは役者だ。

フィールドが違うのにどう戦うってんだ?
俺は演技をしたい訳じゃない。
こいつだって歌が歌いたいとか思わねーだろ?
戦いようがないだろ。

それに気付くのに随分かかっちまったけどな。

「乱暴な訪問だね。」
「今日はな。」

どかどかとワザと足音を立てながら楽屋の中に入った。
俺が何故来たのかに思い至ったらしく苦笑していた。

「蓮。俺は席を外すよ。込み入った話しだろう?」
「いや、いてくださいよ。」

出て行こうとする社さんを引き止めて敦賀に向き直る。

「最上さん。様子はどう?」
「アンタ、同じ事務所だろうが。」
「彼女に会ってないんだ。」
「………。」

どんだけヘタレてんだよ。

「最上さん、大丈夫だったかな?」

大丈夫じゃねーよ。

「上の空でよ。変なヤツに食事を名目に連れて行かれそうになってたよ。」
「!!」
「それに大泣きしてた。」
「………。」

年下の俺の前で、情けねー顔しやがって。
これはカツいれねーとな。

俺は拳を握り込む。

「顔は勘弁してね。」

ヤツのマネージャーも顔以外なら許可してくれるらしい。
じゃ、遠慮なく。

ヤツの腹を目掛けて一発くれてやった。

どんだけ鍛えてやがんだか、俺の拳の方もいてー。
顔をゆがませたから、それなりには効いているらしい。

「今度、キョーコを泣かせたら、それくらいじゃ済まさねーからな。」

俺が言いたいのはそれだけだ。
ついでに一つ情報をくれてやる。
偶然見かけたんだ。

「さっき、下で、久々にどぎついピンクのツナギ女見たぜ。」
「っ!!」
「目立つからなぁ。きっと、また絡まれるな。何もこんな時に変に目立つ事ねーのにな?」

本当に偶然だ。
辛気クセぇー顔して、俺の存在にも気付かず通り過ぎて行った。
後を追う事も考えたが、敦賀がこの局にいる事を到着してすぐに女達の会話で知っていた俺は、先にこいつを探しにきた。
俺よりこいつの方が効果的だしな。

「社さん、後、頼むわ。」

俺がヤツの楽屋を出てすぐにドアが勢いよく開き、敦賀が飛び出して行った。
事務所に連絡して、キョーコの予定聞き出したんだろうな。

本当に面倒くせぇ奴らだなぁ。
じれったくてたまらねー。
俺の性に合わねーんだよ。

だからよ、さっさとくっ付いちまえ!


キョーコ。
幸せになれよ。
お前は、幸せそうに笑ってる姿が一番なんだからな。







続きます。
…本当はラストのつもりだったのに。

書きかえてたら時間かかりました。

ごめんなさい。


先にcrossing書かなきゃ行けないのに。


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