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恋愛 〜祈り〜 あーんどお礼

更新です。
エレベーターやcrossingの続きじゃなくてすいません。
下書きからみつけたものでアップしちゃいました。

あと、こんなところですいません。
sei様。
お礼記事にまでコメントありがとうございました。
いつも感謝です。
本当にありがとうございました。

ここからが二次記事になります。
よろしければお付き合い下さいませ。


7月28日・・・ネタバレの可能性があるので、一部修正。
それに伴いラストも大幅変更中。
なので、予定よりアップがかなりおくれてます。
過去の記事だったのですが・・・ラストだけ原形とどめてない。
ネタバレも変更の要因でしたが、書いてたら楽しくなってしまって。

原型はアメーバの下書きに残っているので、もしかしたらいつかそのまんまアップすることもあるかもしれません。

そんなわけで、ラストもう少しアップに時間かかります。





『恋愛 〜祈り〜』




彼に恋をした。
誰にも言えない秘密の恋。
彼自身にさえ言えないこの想い。

「京子ちゃん。きれいなったよね。」
「そうですか?」
「特に最近特にね。恋をすると綺麗になるって聞くけど、それかなぁ?もしかして、恋しちゃってる?」
「どうでしょうか?ご想像にお任せします。」
「手強いなぁ。」

バラエティ番組の収録中にふられた話題を笑顔で濁す。
あなたへの恋を自覚して時だけが過ぎていく。
あなたと私の距離は変わらない。
あなたは尊敬する先輩で、私はただの後輩に過ぎない。

「絶対、彼氏か好きな人いる顔だって。」

恋をしているのは本当。
でも、秘密の恋だから肯定は出来ない。

恋を自覚して、私は変わったのだと思う。
正確には”目が覚めた”かな?
復讐したいだなんて、アイツに捕われてる証拠じゃない。
アイツの挑発に乗って、人生を左右されるなんて冗談じゃないわ。

そんな事に気付いたのは、敦賀さんへの恋を自覚して、しばらくたってからの事。

番組の収録後、一緒にゲストとして出演していた男性タレントに食事のお誘いを受けたけど丁重にお断りしてテレビ局を後にした。

”キレイになったね”

あの人もそう言ってくれた。
彼にも本当にそう見えるのかな?
それってやっぱり恋をしているからなのかな?

努力はしているわ。
メイクねしかただって覚えた。
自分の武器が何か…自分をキレイに見せる方法…それも把握してる。
芸能界に生きてるんですもの、分からなきゃやっていけないわ。
でも一番の理由は、あなたにキレイだって言ってもらいたいからなのかもしれない。

そして気づいたの。
私はあなたのそばにいたいんだって。
あなたに私を見て欲しいと思うから、キレイになりたいって思ってるんだって事に。

やっと気がついたの。

”どうしようもないくらいあなたが好きです。”



「困ります!」
「いいから、いいから。食事するだけだから。ね?」

いつもと同じようにお誘いを断って帰ろうとしたのに、上手くいかない。

「さあ、行こう。」

手を強引に取られてしまった。

「離して下さい!」
「君、先輩が誘ってるのに断わるなんて失礼だよ。本当に食事するだけだからさぁ。」

世の中そんなに甘くはない。
この業界に身をおいて、数年かけて気付いた事。
こんな私でも女の部類に入るのだ。
信じ難いけれど事実だ。
親友に自覚が遅いと叱られたものだ。
そして今、その危機に直面している。
スタッフが通りかかったけれど誰も助けてはくれない。
この男は芸能一家に生まれて、自身も俳優であり、芸歴も長い。
出演した番組の中でも、MCさえ気を使っていた。

MCの芸人さんに、こっそり「しつこいから気を付けなよ。」って言われてたのに。

どうしよう。

「俺に逆らうと、後が怖いよ。」

怖い。
怖いよ。
敦賀さん!

「どう”怖い”んですか?是非うかがいたいですね。」

それは心の中で助けを求めてしまったその人の声。

「彼女の手を離して頂けますか?」

声は柔らかいのに、鋭い視線で私の腕を掴む先輩俳優を見ていた。

敦賀さんが来てくれた。
それだけで、こわばっていた身体から力が抜けた。
きっと顔も緩んでるわ。

「敦賀君。いや、彼女を食事に誘っただけなんだけどね。過剰に警戒されてしまっただけだから。ね?京子ちゃん?」

人の良さそうな笑顔で私に問いかけるけれど、私にだって”演技”だって気付いてしまうくらいの白々しいものだった。
私を掴む手も離す気はないらしい。

「申し訳ないですが、彼女は事務所に戻らなければなりません。俺は彼女を迎えに来ました。」
「敦賀君がただの後輩を迎えに来た?」
「社長命令です。」

”社長”の単語に私の腕を掴んだままの手が僅かに反応した。

「不思議な事はないですよ。彼女は社長が自らプロデュースしているタレントですからね。」
「えっ?」
「あれ?ご存知なかったんですか?ああ…公けには公表していませんから仕方ないですね。でも知っている人はわりと多いですよ。彼女がうちの社長の秘蔵っ子です。マネージャーがいないのも自己管理を徹底させる為。何かあればサポートするように言われています。」
「………。」
「食事にお誘い頂けるのは彼女にとって光栄な事でしょうが、万が一、あなたと京子がすくーされるような事態になったりすれば、うちの社長が直接対応する事になりますが。」
「……そ、そうだな。やましい事は無かったんだけど。やめておくよ。面倒な事は避けた方がいいからね。」
「そうして下さると助かります。」

敦賀さんの言葉でやっと離してくれた。
一礼して、脇をすり抜ける際、舌打ちが聞こえたけれど知らないフリをして、敦賀さんのところまで歩いた。
敦賀さんの眼差しは厳しいままだったけれど、この存在があるだけで安心できた。
私の肩を抱いてくれるだけで、怖いと思った相手を真っ直ぐに見返す事が出来た。

「敦賀君、君も気を付けなよ。マスコミはどこの国もしつこいものだ。」
「ご忠告ありがとうございます。社長が待っていますので、これで失礼します。」

敦賀さんに促されるまま、その場を後にした。

「大丈夫?今日みたいに誘われる事、多いの?」

優しい敦賀さん。

「あんな風に強引なのは初めてです。他の方は諦めてくれたんですが。」

私の肩に置かれた手に力がこもる。

「そろそろマネージャーつけて貰おう。俺からも社長にお願いして置くよ。」

あなたは優しい人。
気付けば、あなたを頼ってしまう自分。
その優しさは私の心を揺さぶる。
恋をしないと誓ったのに・・・・・・あなたの微笑が、あなたの眼差しが、肩に置かれた手から伝わる温もりが、それを許さない。

私にも恋の経験はある。
尽くすだけの恋。
決して届くことのなかった恋。
返されることのなかった悲しい恋。
思い続けた時があまりにも長くて恨みもした。
恋心を利用されていただけの事実に憎みもした。
そんな恋をした自分を情けなくも思った。
だけど今は・・・あの恋を後悔していない。

だって、本当の恋をしているって実感できるから。



事務所に行くというのは嘘。
知ってた。
私を助ける為に敦賀さんがついたささやかな嘘。
だって、最初から敦賀さんと約束をしていたんだもの。

今日はハンバーグ。
ソースも手作り。
付け合わせの野菜にだってこだわった。
ご飯もふんわり炊けて香りもいい。
じゃがいもで作ったポタージュスープにも自信がある。
彩りも考えた旬の野菜とお豆腐のサラダは和風ドレッシングで、さっぱりとしていて食べやすいはず。

喜んで貰えるかな?
美味しいって言ってくれるかな?

こうして敦賀さんのマンションで作さごはんを作るのはもう何度目になるかも分からないけど、いつもドキドキしちゃう。

出来た料理をテーブルに並べるのを敦賀さんも手伝ってくれる。
ハンバーグを乗せた皿を運びながら「美味しそうだね。早く食べたいな。」なんて言ってくれた。

二人一緒にテーブルについて食事を始める。

「いかがですか?」
「うん。美味しいよ。こういうの食べたかったんだ。」
「こういうの?」
「心のこもった美味しいもの。君が俺の為に作ってくれた料理の事だよ。」

私が作ったものを本当に美味しそうに食べてくれるあなた。
それがこんなに嬉しい事だなんて思いもしなかった。

「片付けしようか。それが終ったら、美味しいコーヒー入れるよ。」

食事を終えた後、キッチンにふたり一緒に立つのもいつもの事。

「なれましたね。」
「うん。君のお陰だね。」
「お料理やってみました?」
「うーーん。やってみたけどイマイチかな。今度見ててくれる?」
「何をつくったんですか?」
「お粥。」
「お粥が食べたかったんですか?おかずは無し?」
「いや、水加減間違えた。おかずは作ってる余裕がなくて。」
「敦賀さんでもできない事あるんですね。」
「コピー技術が役に立たない日が来るとは思わなかったよ。」
「コピーって……敦賀さんらしいですね。」

こんな何気無い会話もいつもの事。
また、あなたと一緒に同じ時間を過ごせる。
それを嬉しいって思える自分。
私も随分と変わったわよね?

「食器拭き終わったよ。じゃ、コーヒー煎れるから、リビングで待ってて。」

こんな何気ない時間がとても大切に思える。

恋愛は童話の物語みたいにハッピーエンドを迎えるものだけじゃない。
綺麗なだけじゃない。
現実はもっときびしい。
実際の恋なんてものは経験と憧れと失望が折り重なっているものなんだって知った。
恋する事がこんなにも苦しくて、切なくて、狂おしくて、だけど幸せで。
それが分らなくて、幸せばかりを求めたって何もかわったりなんてしない。

「どうしたの?」

コーヒーサーバーとマグカップを乗せたトレイを手にリビングに入ってきた敦賀さん。

『あなたの事を考えてたんですよ。』

そんな風に言ってしまいたくなる。
でも、この思いは秘密だから、言えない。

唇がふるえるのは、あなたへの想いが溢れて、時々私が揺れる時。

コトリと小さな音を立ててテーブルにトレイを置く。

「そんな顔しないで。」

敦賀さんの手が私の頬に触れる。

「勘違いしそうになるから。」

えっ?!
どういう意味?

怖くて、その先は聞けない。



楽しい時間というものは、あっという間に過ぎてしまう。
さっき敦賀さんが、言った言葉の意味も聞き出せないまま。

いつもと変わらない敦賀さんと私の距離。
マグカップを洗いながら、目についたのは、封の切られたワインボトル。
料理に少しだけ使わせて貰ったもの。

カップをしまってから片付けようとボトルに手を伸ばす。

そして脳裏を掠めたのは。

……これを飲んだら言えるかな?
一口だけ飲んだら、勇気が出るかな?
ちゃんと真っ直ぐ見つめられるかな?
好きですって言えるかな?

敦賀さん、呆れちゃうかな?
未成年が飲むんじゃないって怒られちゃいそう。
きっと想いを伝える前に打ち砕かれるのよ。

そう思い直してワインをあったばしょに戻す。
だけどそれは言い訳。

本当は怖いの。

”大切な人を作る気はない”と言ったのは彼。

フラれるのは分かっている。
そんな恋をしているのに、いい出せるわけが無い。

この関係を壊したくはない。
この恋を否定されたくはない。

この関係が壊れてしまうのが怖いの。

その怖さに立ち向かうだけの強さがほしいと思うけど、今の自分にはない。

もっともっと 近づきたいと思っているけど、今は出来そうにない。
今はまだ、その勇気がない。



今はまだ….…。



お願い。
まだあなたを好きでいさせて下さい。






続きはまた明日。



歌詞妄想です。誰の曲か分かったらすごいなぁ。
10年以上はたってるよね。
化粧品のCM曲でした。

下書きからみつけて、すぐアップ出来そうだったからアップしました。

続きま少しあります。
少しです。

とにかく見つけて良かった。

エレベーターとcrossingも書かないと。
すいません。


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