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幸せの魔法

ども。
月華です。

メロキュン企画第三弾です!

テーマお題は《小っちゃくなっちゃった!!》です。

この企画は、同じセリフスタートでストーリーを付けて行くというもの。

女性バージョンの場合。
「え?!嘘!!何で?!小っちゃくなっちゃった!!」
男性バージョンの場合。
「え?!嘘だろ?!どうして?!小っちゃくなっ…!!」というセリフからお話スタートです♪

月華が最初の掲載になります。
以降掲載を予定している方が2週間以内に記事をアップされます。

企画記事の紹介はこちら……
蓮キョ☆メロキュン推進!
「ラブコラボ研究所」"

この素敵なバナーの向こうには蓮キョワールドがひろがっています。
一応URLもご案内。
URLはコチラ⇒http://s.ameblo.jp/wind615-song/entry-11224699366.html
上記へアクセスしてみて下さい。
素敵な作品の紹介がされますよ。


そんなわけで、私の記事もよろしければどぞ。

相変わらずの駄文です。
ご注意下さい。



◇◆◇◆◇



メロキュン企画第三弾 テーマお題《小っちゃくなっちゃった!!》
『幸せの魔法』《蓮キョ☆メロキュン推進!ラブコラボ研究所》 



「え?!嘘!!何で?!小っちゃくなっちゃった!!」

大切に大切にしていたのに……。
持ち歩いていた小さながま口から床に落ちて転がった大切な想い出の石。
探して、探して、やっと机の下で見つけた石は小さくなっていた。
キレイに真っ二つに割れた石。
二つになった石を握り締めてわんわん泣いた。

「どうしたの?」
「…い…石が…割れちゃって。ふぇ…ぅ……うわぁーーーん。」
「割れちゃったんだ。ちょっと貸してごらん。」
「ふぇ?」
「泣かないで、キョーコちゃん。石は大丈夫だよ。また、俺が魔法をかけてあげるから。」
「魔法?」
「忘れた?俺は、妖精の王子様だからね。」
「コーン。」
「そう、コーンだから、魔法が使えるんだよ。俺にしかできない魔法だよ。」
「直せるんですか?」
「元にというのは流石の俺でも難しいね。だけど、大丈夫だよ。だから、泣き止んで。」

ぎゅっと、抱きしめられて、私はまた新しい魔法のかかる。
優しいコーンの魔法。
時が経ってもあの時と変わらない幸せをくれる魔法に心が癒される。

「笑って、キョーコちゃん。」
「はい。」

私は大丈夫。
コーンがいなくても、彼がいるなら私は大丈夫なの。
でも、割ってしまってごめんなさい。

それから2週間の時が経って、彼のマンションで夕食の支度をしていたら、チャイムがなった。
彼だ。
玄関の鍵を開けた。

「お帰りなさい。」
「ただいま。」
「ごはん、もうすぐ出来ますよ。」
「うん。ありがとう。」

夕食前にシャワーを浴びにいった彼。
二人で夕食を食べて、二人で後片付けを済ませて、二人でゆったりと食後のコーヒーを飲んでくつろぐ。
コーヒーも飲み終えてカップをテーブルに置いたところで、ぐっと身体を引き寄せられた。

「さてと、これからは魔法の時間だよ。」
「えっ?」
「だから魔法の時間。」
「魔法?…まさか直ったんですか?コーンが。」
「ん……どうかな?今日がなんの日だか、分ったら教えてあげるよ。」
「今日ですか?…あっ……。」
「思い出した?」
「はい。私が始めて貴方の魔法にかかった日です。」
「違うよ。俺が始めて君の魔法にかかった日です。」
「違いません!」
「違うよ。」
「違いません!!」
「違わない!!……って結局どっちなんだ?」
「…っぷ。どっちでしょうね?」
「どっちもかな?」
「そうですね。」

初めて出会ったあの夏の日と変わらぬ優しい笑顔がここにある。

「あの時からもう一度はじめてみようか。」
「あの時から?」
「そう。あの時から。」

彼の手がポケットに差し込まれて……何かを取り出した。
出てきたのは小さな小箱。
パカッと小さな音を立てて開く箱。
そこには……。

「あっ……。」
「左手を出して。」

言われるままに差し出した手を彼が取る。
すっと指を通る銀色に光る金属の硬質な感触。
割れてしまったはずのコーンが美しく磨かれ中央に収まっている。
よく見れば彼の指にも同じものが光っていた。

「今度は”キョーコ”って呼んでもいいかな?」
「………。」
「ダメ?」

そんな事無い。
もう貴方でなきゃダメなの。
私の王子様は貴方だけなの。
だから……。
もうお別れなんて言わないで。
もう住む世界が違うなんて言わないで。
ずっとずっと側にいて。

応えたいに。
この想いを伝えたいのに言葉がでなくて、彼にしがみついた。

もう離れていかないで。

「ずっと俺の側にいて。」

あの時と反対の言葉を紡ぐ貴方。
もう会えないって言ったくせに。

「君の気持ちは?」

私の手紙(気持ち)なんて届かないって言ったくせに。
嘘つきな王子様。

「ねぇ、応えて。君の気持ちが知りたいよ。」

私の気持ち?
そんなの決まってるのに。

座っていて出さえ高い彼の耳元まで伸び上がり、耳元で全ての思いをこめて囁いた。

「愛しています。」

私に言えたのはそれだけ。
それだけで分るでしょ?
だって指輪は受け取ったんだもの。

この日、彼のプロポーズを受け、ここが私の帰る家になりました。



◇◆◇◆◇



「え?!嘘!!何で?!小っちゃくなっちゃった!!」

彼と婚約し、新居に移って数日……新しい生活が始まり、たくさんの新しいものを揃えた。
試着した際、可愛いと言ってくれたワンピース。
それにあった可愛い靴。
あと……下着も。

ワクワク気分で取り出した一枚の下着。

「え?何で?!こんなに面積狭くなかったはずよね?」

買う時に間違えて違うのをとってしまったのかしら?
失敗しちゃったな。
他のにしようともう一枚とる。

「………。」

また面積が……。
そしてドアの向こうにある気配に気付く。

「……蓮さん。そこにいるなら出てらっしゃい!!」
「はい。」
「この類似品はなんですか?」
「えっとぉ。こっちの方がいいなと思ったから……作り変えました。」
「また、何て事をするんですか~~!?貴方という人は!!」
「だってこっちの方が俺がんばれるし?」
「何をがんばるってんですか~っ!」
「だって、これ勝負下着でしょ?俺、負けないよ?」
「どこで、そんな単語覚えてきたんですかっ!」
「ミス・ジェリーウッズが”キョーコちゃんが勝負下着を買ったから、がんばれって”いってたんだけど?」
「いやぁーーーーーっ!!」

可愛かった下着が、破廉恥な下着に転身していたそんなある日の事。



◇◆◇◆◇



「え?!嘘!!何で?!小っちゃくなっちゃった!!」

新居に移ってさらに数日が経過、欲しいものはだいたい揃った。
なのに……。

「買ったばかりのベッドが小さくなってるーーーっ!!なんでーーーっ!?」

蓮さんがなんでも好きなの買っていいというので、一つだけお願いして買ってもらった可愛い天蓋つきのベッド。
デザインは同じなんだけど……。

どう見たって、ベビーベッドサイズなんだけどぉ。

「ベッドは俺の部屋のを使うから、ここのはベビーベッドにしたよ。いずれほしくなるだろうしね。これは見て楽しんでね。」
「蓮さんの嘘つきーーーっ!!」
「そこは譲れません。」

憧れの天蓋つきベッド。
現実に私を覆い隠すのは薄布やビロードで出来たカーテンではなく、夜の帝王と化した彼自身だった。



◇◆◇◆◇



「え?!嘘だろ?!どうして?!小っちゃくなっ…!!」

必需品を買い足した……はずなんだけど。

「………。」

箱を眺めて再度確認。
やはり小さい。

「どうしたんですか?蓮さん?」
「………。」
「蓮さん?」
「キョーコさん。ご相談があるんですが。」
「なんですか?」
「家族計画の予定、早めてもいい?」
「は?」
「小さいのが届いちゃってね。今夜の分がないんだけどぉ。」
「一晩くらい我慢して下さい。」
「いや。」
「我慢しなさい。」
「絶対いや。」
「結婚もしてないのに家族計画も何もありますかーーーーーっ!!」
「じゃ今すぐ結婚しよ。」

余裕まで小さめになりました。



◇◆◇◆◇



「え?!嘘だろ?!どうして?!小っちゃくなっ…!!」

ある晴れた日。
珍しく穏やかな休日を手に入れた。
そんな今日だから、俺が君の為に何か出来る事がないか考えたんだ。

……な、はずなんだけど……。

「敦賀さん……。」
「はい、何でしょう。」
「お米、買い足しておいたんですけど、どこにもないんですが、ご存じないですか?」
「う~~ん。知っているような、知らないような。」
「敦賀さん……。」
「はい、何でしょう。」
「この三角の白い物体は何ですか?」
「うーーん。炭水化物の塊かな?」
「かなり重いんですけど。」
「うん。たくさんご飯が炊けたはずなんだけど、おにぎり一個分にしかならなかったんだ。」
「……大分、小さくなっちゃいましたね。」
「うん。ごめんね?」
「仕方ありませんね。はい。あーーーん。」

嬉しいような、悲しいような休日の朝。



◇◆◇◆◇



「え?!嘘!!何で?!小っちゃくなっちゃった!!」

「ごめんね?」

よく晴れた青空の下。
彼女のお気に入りのセーターが縮小サイズになって風に揺れていた。
彼女がやってくれる家事を彼女より早く起きた俺が、彼女の為になればと思って見よう見まねで洗濯にチャレンジした結果だった。
何がまずかったんだろう。

「本当にごめんね。」
「……クスッ。いいですよ。」
「えっ?」
「お洗濯、ありがとうございました。」

そういって微笑んだ彼女の笑顔は、頭上から照らす太陽よりも眩しかった。



◇◆◇◆◇



「え?!嘘!!何で?!小っちゃくなってない!!」

夜の帝王が作り出す陰に覆い尽くされた私。

「ごめんね。もう少し付き合ってね?」

とってつけたような語尾の疑問符。
そんな状況下にあって、私には選択の余地なんかどこにもない。

「いやーーーーっ。もう限界なんですーーーーっ!!」

彼の体力は底をつく事を知らないらしい。



◇◆◇◆◇



「え?!…大きくなって…る??」

……どこを見て言ってるんですか!?
貴方はっ!!

長期の海外ロケから帰ってきた彼。
病室に入ってくるなり、言ったセリフがそれ?
他に何か無いわけ?

産まれたばかりの子供を抱えた私。
彼が見ているのは、期間限定で大きくなった私の胸。

「もう知りません!」
「ごめんってば。ね、許して。」

手形の後を頬に付けた彼。
俳優でありモデルでもある彼に顔に跡をつけるなんて悪いとは思ったけど……。

「ごめんね。」
「……反省してますか?」
「してますよ。」
「本当に?」
「本当だよ。」
「じゃ、また魔法かけて下さい。」
「いいよ。それで許してくれる?」
「許して上げます。」



貴方がくれる幸せの魔法。
これから先も続く幸せの魔法。









お粗末さまでしたっ!!
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NoTitle

ショートコントみたいな最後の一話 とても 面白かったです。そして、キョコちゃんの寛大さを秘めた洗濯のお話も良かったです。

すみません

拍手メッセ、エラーで何度もやり直したので、複数同じものが入ってるかもです。

ごめんなさーい!

第一話目は…

月華さんでしたかっ!!
ありがとうございます!!

素敵で、笑えました~♪早速紹介させていただきますね!
プロフィール

げっか(月華)

Author:げっか(月華)
蓮キョ大好きです。
駄文しか書けませんが、よろしくお願いします。

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