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BREAK DOWN

俺を包み込む暗闇をぶち壊して、君を連れ出したい。
不安も何もかもを吹き飛ばして、二人だけの世界にいられたらいいのに。



対向車のライトが流れては消え、その度に彼女の横顔を照らし出す。
そのせつない仕種が俺の心を締め付ける。
今日、彼女に会う前に不破とすれ違った。
不敵な笑みを俺に残して彼は去って行った。
何かあると直感した。
彼と俺に共通するもの。
それは最上さんの事しか考えられない。
俺は急いで最上さんを探した。
この近くにいるはずだ。
携帯を取り出してコールする。
しばらくすると最上さんの声が聞こえた。

『はい。最上です。』
「今、どこ?」
『TBMです。』
「俺もだよ。仕事が終わったんだ。もうこんな時間だし、君も仕事終わったよね?一緒に帰ろう。送るよ。今どこ?」
「『東側の3階、楽屋近くの階段に……。』」

彼女の声が携帯を通した声と重なる。
階段の踊場に彼女はいた。

「最上さん。」
「敦賀さん……。」

振り向いた彼女は、辛そうな顔をしていた。
やはり、不破は彼女に接触していたのだと確信する。
でなければ、彼女がここまで悲痛な顔をするはずがない。
不破は君に何を言ったの?
問いただしたい。
だけど、その時、俺に出来たのは彼女をこの腕に包み込む事だけだった。
無力な俺。
そして今は黙って車を走らせるだけ。

「敦賀さん?あの道が……。」

こうして君を助手席に乗せてはしるのは、何度もあった事。
下宿先である”だるまや”への道ではない事なんか彼女でも解る。

「今日はうちにおいで。」

今日は帰したくないから。
マンションの近くのレストランで軽く食事を摂って帰宅した。

「どうぞ。」

二人分のコーヒーを入れて片方を最上さんの前に置く。
カップは最上さん専用。
マンションに彼女の姿がある事も俺の中では当たり前の風景になりつつある。
君がいて、俺がいるこの空間。
君はどう思う?
少しは俺という存在を認めてくれてる?
意識してくれてる?
君がいないこの部屋がどんなだか知ってる?
ねぇ。

「ありがとうございます。」

コーヒーを手に取り、中のコーヒーを切なげに見つめる彼女。
君にそんな顔をさせる程、不破は君にいったい何を言ったの?
今尚、彼女の心に住み着く不破。
彼を好きだったのは過去の事なんだろう?
それなら、もうそんな過去に縛られていないで、俺を見てよ。
君の力になりたいだ。
俺には、それが出来ると思ってる。
だから、俺を見て。



いつも俺のために一生懸命になってくれる君。
どうして、そこまで尽くしてくれるの?
それって、本当に尊敬の表れなの?
君の優しさは誰の為のもの?
俺は君の特別な存在ではないのかな?
何でもいいから、俺に話して?
きっと俺は君の力になれるからだから……。

「敦賀さん。」
「何?」
「今日、アイツに会ったんです。」
「うん。」
「それで……アイツに好きだって言われました。」

どうして今更、そんな事を言う?
彼女を手酷く捨てておいて、何故また彼女の中に居座ろうとする?
もう止めてくれ。
俺と彼女の間に立ち塞がるのはもう。
俺は彼女が好きだ。
不破、お前なんかよりずっと彼女を思ってる。
お前はまだ、完全に彼女を女性と見ているわけじゃない。
お前はまだ幼なじみの身近いた女の子の域を脱していない。
俺に見せた余裕が何よりの証拠。
本気で恋をしたら、余裕なんかどこにもない。
彼女に恋をして、俺はそれをしった。
だから、俺はもうなりふり何て構っている余裕すらない。
だから……。

俯く彼女に俺の影がかぶさる。
気づいて顔を上げる彼女。
今度は躊躇わなかった。
彼女の唇に思いのすべてをこめて、触れるだけのキスをした。

「つっ敦賀さん!」
「最上さん、俺はね、君が好きなんだ。」
「敦賀さん?」
「ずっと、君が好きだった。好きなんて言葉で納まり切らないくらいに君が好きだ。」

だから君を守りたい。

「君を愛してる。」

だから、この愛を感じて欲しい。

過去に縛られたまま、辛い思いをするくらいなら、そんなもの忘れさってしまえばいいのに。
透き通るような君の瞳を曇らせるものなんか、捨ててしまえばいいのに。



俺はね、君を大切にするよ。
だから、怖がらないで。
俺と一緒に未来を探して行こう。



壊してしまおう。
君が俺と君を隔てる壁なんか粉々に打ち砕いてしまおう。



Break Down






REVの BREAK DOWN妄想です。
かなり古い曲。

もしよかったらYouTubeで探してみて下さいね。


お詫びも兼ねて。

一応、記事は下げたけど、気分害した方もいると思うのでお詫びです。

前の記事を読まれた方、すいません。



書いて楽しい……それだけじゃ済まない事もあるんだと私は思うから、あえて記事を起こしました。
自分が書いてて楽しくても、読んだ人まで楽しいと思ってくれると思うのは間違い。
中には義理もあるだろう。
FC2で更新するようになって、尚更思う。
あっちのブログ横のつながりが強くて、ある程度許された部分が強くあったと思う。
まさに温室。

勿論、義理関係なく上位ランクにいるサイトさんもいるけど。

後、横の繋がりがあった分ちょっと困ったのが”上から目線の桃色話し要求”。
フレンドリーと上から目線は違うわよ。
それにね………苦手な人もいるじゃないですか。
少なくとも私は読むのは好きだけど書けない派。
調子こいて書く気にはとてもなれません。
そしてまた、書きたいともあまり思わない。
恥ずかしいと思う以前の問題。
そういったのも含め、3月のアレとか、その他諸々がたまっての記事でした。
ほんとにすいません。
偉そうに言えるような立場じゃないんですけど。


温室育ちの月華でした。



それではまた。



月華。



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