スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SCANDALOUS BLUE 〜Open my heart〜

アフターのお話になります。これも古い記事です。
申し訳ございません。
でも、これで順番正せました。


『SCANDALOUS BLUE 〜Open my heart〜』


やっと通じ合った心。
昨日までは身体を繋いでいてさえ得られなかったもので、今は満たされている。
「敦賀さん?」
愛しい彼女が俺の名を呼ぶ。
満ち足りた顔で、幸せそうに微笑んでいる。
「何?」
「何でもありません。」
そう言って俺の胸に顔を埋める。
愛しくて、愛しくて、たまらない。
「何でもない…はないだろ。言ってごらん。」
「………怒りませんか?」
「怒らせるような何かがあるの?」
「うーーん。ある意味爆弾かもしれませんよ。敦賀さんの秘密ですから。」
俺の秘密?
何だ?
秘密と言えば、……君に話していないことがあるとすれば、俺の本当の姿とコーンの正体は俺だと言うこと。
それだって、ちゃんと話すつもりでいたけど……彼女には知り得ない内容だ。
社長や父さんが話すなんて事もありえない。
後は何だろう。
気になるな。
ムクムクと沸き上がるのは、彼女との駆け引きする間に覚えた彼女への歪んだ愛情。
身を起こして、彼女に覆いかぶさると、可愛らしい唇から小さな悲鳴があげる。
「何?俺の秘密って?言っておくけど”浮気”なんか絶対してないからね。そんな噂話だったら、情報源までしっかり教えてね。潰しておくから。」
「敦賀さん、夜の帝王が入ってます。魔王も入ってます〜。」
「心外だな。こんなに優しくしてるのに。それとも……意地悪な方がいい?お望みなら……。」
「望んでませんっ!話します〜。話しますから〜。いやぁ〜。どこ触ってっ。いやんっ。」
行為を終えたばかりの身体は少し触れるだけで敏感に反応する。
「やっ!ダメです。ぁん。……敦賀さんっ、ホントにダメぇ〜っ。」
彼女の弱い部分をなぞりながら、耳元で囁く。
「もう少し意地張ってくれてもいいのに。」
僅かに身を震わせる君。
彼女にとっては俺の声さえ愛撫の一つになる。
「って、そのまま続ける気ですよね。もう無理です。限界です。死んじゃいます〜。」
胸の先端を弄る俺の指を止めるべく、己の指を絡ませてくる。
「仕方ない。……で君が知ってる俺の秘密っ何?」
絡ませた指をそのままに、僅かに身をおこす。
「えっとぉー……て……こまい。」
「ん?何?」
「”てんてこ舞い”は、あれでご理解頂けましたか?」
「えっ?」
「よっ!久しぶり!」
「えっ!?」
その声は彼のものだ。
着ぐるみのニワトリの……。
それが素肌のままで組み敷いた彼女の口から飛び出している。
ちょっと待ってくれ。
つまりそれは……。
「”坊”は私です。」
「……ちょっと待って!それどういう事っ!?」
「だから着ぐるみの中は私なんです。」
「君がニワトリ!?」
「はい。」
それじゃあ……俺は……。
「じゃあ俺は本人に恋の相談してたの?」
「敦賀さんの初恋の相手が私なのだとしたら……そうなりますね。」
俺は何をしてたんだ。
なんて遠回りを。
力が抜けて、彼女の上に突っ伏した。
「つ…敦賀さん?……あの重いんですけどぉ〜。」
相変わらずな君。
君の曲解能力には、いつも振り回される。
今だって、どうして俺が脱力しているのか分かっていないよね?
「君は、自分の事だとは思わなかったの?」
分かってはいたけど聞いてみる。
でも、返ってきたのは予想以上のものだった。
「はい。これっぽっちも思いませんでした。」
”これっぽっちも”?
それって脈なしだったと言う事なのかっ!?
「キョーコ。”これっぽっちも”って、どういう事?」
幾分下がる己の声。
「どうして、そこに食らいつくんですかっ!?」
「重要な事だろう!恋人に”これっぽっちも好きじゃなかった”って言われてるようなもんだろうっ!」
自分で言っていて、泣きたくなってきた。
「だってあの頃、敦賀さん意地悪ばっかりだったもの。大っ嫌いでした。敦賀さんも私の事は生理的に受け付けられないんだと思ってたし。」
「…………。」
回り回れば、行き着く先は出会いのあの時。
「…………………。」
余計に脱力した。
「敦賀さん、重い〜〜っ!」
こんなに遠回りした原因を作ったのが自分だった。
”大嫌いだった””生理的に受け付けられない”の言葉にショックを受け、脳が正常に働かない。
「意地悪して、ごめん。……今は?今は俺の事は好き?」
「好きですよ。ちゃんと言ったじゃありませんか。」
「じゃあ……いつから?」
「はっきりはわかりませんけど。DARK MOONの撮影が終わる頃にはあなたを好きになってました。」
「酷いな。黙ってるなんて。」
「お互い様です。」
確かにそうだ。
思いも告げずに、こんな関係に持ち込んで、彼女を苦しませていたのは俺。
「じゃ、今はどれくらい好き?」
「どれくらいって……。ちょっと好きなくらいでは、こんな事しませんよ。」
言いながら、顔を赤くした彼女。
「”ちょっと好きな人”が、他にいるの?誰?そいつ。」
脱力していたにも関わらず、聞き逃せない単語を見いだし問いかける。
元々余裕なんかないのだ。
俺の心は意外に狭いらしい。
彼女に関しては特に。
「まさか不破とか?あのストーカー男とか言わないよね?」
「どうして、そうなるんですか!?だいたいそういう敦賀さんはどうなんですか!?他に好きな……」
「君だけだよ。知ってるだろ?君が一番よく知ってるはずだよ。俺の初恋がいつで、誰にその想いを抱いていたのか知ってるクセに。」
「私だって敦賀さんだけですよ。あなただって私が”恋なんかしない”って言い張ってたの知ってるクセに。あなたときたら何度、心に鍵をかけても、一瞬でこじ開けちゃうんですよ。いつも、いつも、いつもっ!」
「いつも?」
「そうですよ。」
頬を染めてぷいっとそっぽを向く姿が愛しい。
君の心鍵を開けるのはいつも俺だったんだ。
少し前なら君とこんな風に気持ちを伝え合うなんて出来なかった。
こんな風に温もりを分け合うなんて出来なかった。
「ねぇ、キョーコ。君、俺に言った事、覚えてる?」
「だいたいは……。」
「詐欺を斡旋する悪徳業者みたいに”落とせっ!”って言った事も??」
「……そんな事、言いましたっけ?キオクニゴザイマセン。」
今度は使い古された悪徳政治家の定番文句?
「記憶にないんだ。そう、ならいいよ。思い出すまで付き合ってあげるから。」
「へっ?」
「こんな重傷患者だし治療のしがいがあるよ。」
彼女の白く細い身体を抱き込んで、首筋に顔を埋める。
「ちょっ……敦賀さん?」
焦り出す彼女。
何を今更、恥ずかしがるのだろう。
今まで散々好き放題にさせてくれていたクセに、両想いになった途端に恥ずかしがるの?
君はやっぱりわからないな。
わからない事だらけだよ。
だからもっと君を知りたい。
君のすべてを俺に教えてよ。



カーテンの隙間から差し込む僅かな光。
もうすぐ夜明けが来る。
まるで今の俺と君みたいだ。
闇に捕われて、壊れそうな心をお互い抱えていたけど、もう捕われ事はないと思う。
君がいてくれるなら、俺は自由になれる。

君となら、永遠さえも越えてゆける気がするよ。

甦る輝きがすべての束縛を越えてゆく。



Open My Heart…






これも歌詞妄想です。
accessの「TEAR'S LIBERATION」という曲です。
これも素敵な曲ですよ。
歌詞の一部も引用。

SCANDALOUS BULEもなんですが……プロモがすごかった。
BなL仕立てなんですよ。
それを蓮キョに使おうなって、私もすげー根性だわ〜。
すいません。わたしそっち方面今は苦手で…。←今は…昔はガッツリ読んでました。
押入れに今でも大量に入ってて読みすぎたんでしょうね。
あはは。


それではまた。



月華



関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

げっか(月華)

Author:げっか(月華)
蓮キョ大好きです。
駄文しか書けませんが、よろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
小説・文学
552位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
二次小説
259位
アクセスランキングを見る>>
フリーエリア

バナーリンク完了
画像つきリンクはバナーをお持ちのサイト様のみとさせていただきました。
私の実力的に無理なんで、すいません。

スキビ☆ランキング様
↓↓↓↓
スキビ☆ランキング様

妄想☆爆走ビート~スキップなんかじゃいられない 妄想☆爆走ビート マサシ様


ド素人のスキビブログ18禁様
ド素人のスキビブログ18禁 氷樹様


艶やかな微笑様
艶やかな微笑 peach tea no1様


桃色無印様
桃色無印 きゅ。様


pink@ピグ様 pink@ピグ きゅ。様


*ソラハナ*様
*ソラハナ* MOKOM様


SKB様

SKB Agren様


THE SACRED LOTUS 天音蓮華様

THE SACRED LOTUS 天音蓮華様


Kierkegaard様
Kierkegaard perorin様


蓮キョ☆メロキュン推進!「ラブコラボ研究所」 (風月のスキビだより) 風月様
蓮キョ☆メロキュン推進!「ラブコラボ研究所」 (風月のスキビだより) 風月様


サイト名:月と蝶
URL:http://tukitocho.blog.fc2.com/

よかったらアメブロへもどうぞ。
http://ameblo.jp/pochiouji/
月と蝶
携帯でもどぞ。
QR
月にとまった蝶々様カウンター
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。