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蒼い弾丸 3-7

まさかここまでのびるなんて………。

これでラストにしたい。



そして今日こそレスしたい。



『蒼い弾丸 3-7』



打ち上げはしたものの……今日は妙に疲れたと全員、日付も変わらぬ内に引き上げた。
蓮もキョーコを連れて、ここ数日過ごしたホテルの部屋へと戻る。
コンビニで買って来た飲み物の入った袋を備え付けのサイドテーブルに置いた。
「座って。…何がいい?」
ベッドに腰掛けたキョーコが要求したのはミネラルウォーター。
「いいの?」
「お酒はもういいです。」
「そう。」
自分はビールを手に取り、キョーコの隣に腰掛けた。
「優勝おめでとうございます。お疲れ様でした。」
「ありがとう。君もお疲れ様。……ケガはなかった?」
「えっ?」
「高園寺さん達に押しのけられて、壁にぶつかってたじゃないか。」
「大丈夫ですよ。ケガはありませ…「見せて。」
「は?」
「見せて、ぶつけたとこ。」
「ホントに大丈夫ですからっ!」
「へぇ…じゃあ途中で着替えたのは何故?」
最上のユニホームはいくつかあって、朝はツーピースだったはずがいつの間にかワンピース型のユニホームに変わっていた。
キョーコの肌の露出度が下がったのは助かったが、それとこれとは別だ。
「脱いで。」
「はっ破廉恥な事を言わないで下さいっ!」
「深夜だから静かにね。隣の部屋に聞こえちゃうよ。……だから、大人しく脱いで。脱がせて欲しいなら別だけど?」
「破廉恥ですぅ〜〜。」
「じゃ、脱がせて上げる。」
「いやぁ〜〜〜っ……んっ。」
キスで悲鳴を押さえ込み、手際よく衣服を剥ぎ取れば、ウェストのすぐ下……右腰に黒い痣を見付けた。
白い肌に無残にもくっきりと残る黒い痣。
「おっ…押された時に、……角に…ぶつけました。」
衣服は上下脱がされて、身に付けているのは下着だけ。
「もう、いいですよね?」と、脱がされた衣服を胸の前にかき集め、少し距離を取って座り直す。
「どうして隠そうとするのかな?」
蓮も黙って距離を置かれるような真似はしない。
それ以上に距離を詰めて逃亡を阻止した。
「だって敦賀さん、怒るし……。」
「で、隠すつもりだったんだ。どうせバレるのに。」
「バレるって、どうして言い切るんですかぁ〜〜。」
「俺が脱がすから。」
「やっぱり破廉恥ですぅ〜。」
「恋人同士なんだから当前だろ?」
彼の恋人はいつまで経っても、何度経験を重ねても、初々しいままだ。
そこがかわいいと思ってしまうのだから仕方がないけれど。
小さく溜息をつく。
それと一つ大切な事がある。
「キョーコ。キスを頂戴。女神のキス……今日は貰ってないから。」
「もう意味ないじゃないですか……。キスなんてしなくても勝っ……。」
「キョーコ。」
「………目を閉じて下さい。」
蓮の瞳が伏せられていく。
「そのままですよ。開けちゃダメですからね。」
必死に訴えるところがキョーコらしかった。



頬にかかるキョーコの吐息。
羽根が触れた様な柔らかなキス。
離れていくのを感じ取り、蓮は彼女の手を捕らえた。
「きゃあ!」
そのままベッドへと倒れ込み、そのまま魅惑的な唇を貪る。
「つ…る…さん……クルシ…ぅんっ……。はぁ……。敦賀さんのバカっ。」
「…………。そういえば…お仕置きが、まだだったよね。」
「お仕置きぃぃ!?」
「そうお仕置き。」
「痣を黙っていたからですかぁ?いやぁ〜!」
キョーコが蓮から受けるお仕置きといえば一つしかなく………。
必死で抵抗を試みる。
さっさと服を着ておくんだったと後悔しても、時既に遅く、下着はあっさり明後日の方向に放り投げられていた。
「痣もだけど、君、言い寄られていた時、ハッキリ”恋人がいます”って言わなかったよね?」
「ど…どこで聞いてたんですかぁっ!?」
「スターティンググリッドにマシンを置いた直後。」
「あなたは地獄耳ですかっ!」
「聞こえなくても何となくわかったよ。」
「女優さん達が近くにいたんですぅ。」
「あの後、隠れてたんでしょ。社さんから聞いたよ。どうせ隠れるなら、はっきり言ってから隠れれば良かったじゃないか。後でいくらでも守ってあげるのに。」
「だって恥ずかしいですぅ。」
「だから”お仕置き”ね。」
「横暴です。無茶苦茶です。理不尽です〜〜っ。」
喜々として彼女を押し倒しにかかった瞬間……ドンッ!!と隣から、壁を叩く音がして二人ははっとする。
程なくして、微かに聞こえるシャワーの流れる音。
「…………隣の部屋……お兄ちゃん……。」
蓮は唇に人差し指を当てて”静かに”と無言で示し、ゆっくりとキョーコの上に覆いかぶさっていった。



「尚…、早かったわね。」
バスルームから出ると、祥子がノートパソコンでデータを纏めていた。
「隣がうるせぇんだよ。」
「隣?…………あっ、あら、そういう事。……いいの?」
「しゃあねーだろ。」
「いつもなら怒鳴り込んで行くのに、珍しいわね。」
「キョーコだって、いつまでもガキじゃねぇ。」
とは言いつつも、こめかみに浮かんだ青筋は、我慢の限界が極限まで来ている事を表している。
「やせ我慢しちゃって。」
「………祥子さん。仕事まだ終わんねぇの?」
「後、少しよ。」
ふて腐れる年下の恋人をかわいいと思いながら、キーボードに指を滑らせた。





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