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甘いワナ 『神様……この人を私に下さい。 ~キョーコ~』

期待を大きく裏切る展開。(期待なんてしてない?あはは。)

ご注意下さい。

ぶっこわ蓮ですから~~。

それでもいいわと言う、心広きお方……今しばし、お付き合い下さい。

というわけで……どぞ。




甘いワナ 『神様……この人を私に下さい。 ~キョーコ~』




また……やってしまった。
神様。
これを自業自得というのでしょうか?
一度『ナツ』になると、なかなか抜けにくくなる。
『ナツ』になるのが、すごく楽しくて、なりきった後はもう止まらない。
敦賀さんの手解きもあって、完成した『ナツ』。
敦賀さんがいなければ、あの『ナツ』はなかった。
そんな産みの親のような敦賀さんを、自分の楽しみの為に利用しようとする『ナツ』。
そして『ナツ』は『私』。
昨日テレビ局で思いついた悪戯。
何故か気配で自分を察知してくるレイノを自らを餌に誘き寄せ、ショータローをけしかけて、最後は敦賀さんの大魔王を降臨させてしまおうなんて……思いつくものだから、最後は自分がとんでもない目にあった。
他はともかく、敦賀さんを相手に、なんて事を。
前回で学習したはずなのに、またしてもやってしまった”ナツ”。
その後、とんでもない目にあって、その”とんでもない目”にあった果てが”これ”。
自分を背後から包み込む、鍛え上げられた腕。
びくともしない強固な腕の檻に閉じ込められて、抜け出すどころか身動きすら取れない。
今でこそ冷静に状況を把握しているが、目覚めた直後はかなり動揺した。
髪にかかる他人のものと知れる穏やかな寝息に目を覚ませば、視界にうつったのは数度見たことのある広過ぎる室内と壁。
しかも角度が違う。
勿論、自分の部屋であるはずもなく。
そして、素肌に直に感じる質感で、何も身につけていない事を知った。
覚醒してきた頭がしなくてもいい記憶を勝手に再生し、この現状に至るまでの過程を知らしめた。
途端に火に焼かれたかのように全身が熱くなってきて、心臓は有得ない程に大きく鼓動を繰り返し、もはや爆発寸前。
起き掛け数秒で、確実に寿命が縮まった。
どんなに足掻いても、逃避しようとしても、現状が変わるわけでもなく、諦めて…ため息を一つ。
一つ分かった事がある。
初めての夜も、一緒に迎えた朝も、『夢見る乙女の世界』とは、かなりかけ離れていた。
現実は甘くない。
敦賀さんに流されて……気がついたら、あんな事になってて、後戻りなんてできないとこまでいっちゃってて……。
赤ちゃんはコウノトリが…とか、キャベツ畑で……なんて言わないけれど、もう少し夢を見せてくれてもいいじゃない?
あんな……恥かしい思いするなんて……。
あんな生々しい事態は……。
「いや~~~~っ!!」
つい叫んでしまった。
「おはよう。」
当然ながら目を覚す私を捉えたままの腕の主。
「ところで”いや”って、何が?」
「……………。」
「拗ねてるの?」
『原因は貴方です。』
「許して。……ね?謝るから、こっち向いてくれない?」
『嫌です。』
「どうしても?」
『どうしてもです!!こんな状況で、貴方の顔なんか見れますかぁ!!』
「俺は君の顔が見たいんだけどな。」
『無理ですからっ!!』
「ダメ?」
『ダメ!!』
………ってなんで会話が成り立ってるの?
私一言もしゃべってないわよ!!
とにもかくにも、今この現状で彼の顔なんか見れるはずは無い。
こんな……こんな……こんな状態で……。
あ~~~っ!!
イヤーーーーーッ!!
また昨夜の事を思い出し、真っ赤になるのを通り越して、燃え尽きて灰になってしまいそうだ。
そんな自分を知ってか知らずか、クスリと笑う彼。
自分はこんなにも動揺しているのに、この余裕は何っ!?
そう思うと今度は腹が立ってきた。
『何なのよ~~っ!!』
この前このマンションに来た時に好きだと言われた。
告白されて……混乱した。
『恋なんてしない。』なんて思っていたけれど、それこそが恋の始まりを示すもので、自覚した時にはドップリとはまっていた。
もがけばもがく程に深みにはまっていくという状況にも全く気がつかず、気がつけば彼の腕の中。
これってなんか、彼の思う壺的な状況じゃない??
こうなるように仕向けられた気がするのは気のせい??
気のせいじゃないなら、いつから計画してたの?
展開が早すぎておっつかない。
しかも脱出不可能。
今ここで、悪態の一つもついたってバチは当たるまい。
『敦賀さんのバカぁ。待ってってお願いしたのに……。』
自然にもれる恨み節。
矛先はもちろん当の本人へ。
「……って言ったのに……。」
「ん?何を言ったって?」
分かってるくせにすっ呆ける様は、似非紳士の称号に相応しく、憎らしくなった。
「待ってって言ったのに……。」
口からついて出るは、積もり積もった恨み事。
朝起きてから、今に至るまでの間にかなり蓄積していた。
『だって……だって……初めてだったのよ!?』
気がついたら奪われてました……なんて状況は酷過ぎない?
それなのにこの男ときたら、いけしゃあしゃあとのたまうのだ。
「待ったよ。充分に待ったよ、俺は。君への気持ちを自覚してから、もう半年以上経つんだ。君は気づいてすらくれなかったけど、アプローチをし続けて数ヶ月経過している。十分待ったと思わない?君だけだよ、気づいてくれなかったの。周りにはバレバレなのにね。」
「それは一人我慢大会であって、待ったとは言いません!!貴方に告白されるまで、気付かなかったのは本当に申し訳ありませんでしたけど、今までのがアプローチというなら、貴方のアプローチは現実離れしていて、その上、遠まわし過ぎてラブミー部の私はちっとも理解できませんでした!!(ヤケだわっ)それに貴方に告白されましたけど、にわかに信じられなくて、私が貴方に抱いている気持ちが何なのか気付いたのも、つい最近なんです!!自覚したばっかりなのに……それが……それが……それがなんで、こんな事になるんですかぁ~~~~~~っ!!!」
「う~~ん。何でだろう?君はどう思う?」
「私に聞いて、どうすんですかっ!!」
「あっ!ほら、よく言うよね?『据え膳食わぬは男の』……。」
「据えてません!!」
「……好きなものは先に食べるべきだよね?」
「好きなものは後に取っとくモンです!!」
「で、誰かさんはいつも、取っておいた『好きな物』を幼馴染の彼に取られていたんだね。たとえばショートケーキのイチゴとか??」
「見てきたように言わないで下さいっ!!」
「こういうのなんて言うんだっけ?……悪がきにイチ……」
「それを言うなら『鳶に油揚げ』です!変な日本語作らないで下さい!って言うか微妙に違う気もしますけど!?第一私は食べ物じゃありませんしっ!!」
「ご馳走様。美味しかったよ。」
「貴方という人は~~っ!!」
完全に彼のペースに巻き込まれていた。
現実はやっぱり甘くない。
食うか食われるか、どっちかしかないんだ。
自然の摂理に従うしかないのなら……食われる前に食ってしまえ。
それが鉄則だ。
彼の抱きしめる腕の拘束が緩み、態勢を変える。
勝てないまでも一矢報いる意気込みで彼に向き合った。
身体がだるいとか、痛いとか言ってる場合ではない。
『負けないんだから!!』
キッと睨み付けた先で思わぬ笑顔に出くわして、勝敗は戦う前に決してしまった。
「やっとこっちを向いてくれた。」
「……………。」
「それに意外に元気で良かった。」
敦賀さんは柔らかく微笑んで、そっと抱きしめてくれた。
ヒートアップしていた気持ちも、恥ずかしさも、嘘のように治まって、残ったのは触れる肌に感じる心地よさと幸福感。
『恋をしてもいいの?もう一度、誰かを好きになってもいいの?』
”誰かを好きになる”?
”誰か”?
”誰か”じゃない。
”誰か”じゃ嫌。
恋をするなら……この人がいい。
『神様。もう一度、恋をしてもいいなら、この人を私に下さい。』
この人に恋をしていたいと思う。
「身体……辛くない?」
「……………。」
実際、辛いですよ。
だるいし。
それに恥ずかしい。
もう恥ずかし過ぎて、何も言えない。
でもね、今更、気遣うの?
ちょっと遅くない?
今頃、や~~っと少女漫画のお約束のシチュエーションですか?……と思ったら、やっぱり甘かった。
この人は普通じゃない。
「大丈夫じゃないみたいだね。ごめんね。」
分かってるなら言わないで下さい。
「ねぇ、最上さん。………俺と付き合って。」
……そういえば『好き』とは言ったけど”お付き合い宣言”はしていない。
「順番逆ですよ。」
「うん。そうだね。どうせだから、もっと順序を変えてみようか?」
「ふほぇっ?」
朝なのに敦賀さんが怪しげな夜の雰囲気を醸し出したのは気のせい??
これぞ敦賀連の真骨頂?
我侭、気まま、強引にマイウェイ。
夜の帝王敦賀蓮様は朝も健在で。
「ねぇ。どっちがいい?」
妖しさがどんどん増してきているのは気のせい?
「どっちって……。」
「もちろん。」
その何か含みのある笑みは何ですか?
何を企んでますか?
「子供。どっちがほしい?」
「ほぇっ!?」
「男の子と女の子どっちがいい?」
燦々と輝く笑みから放たれる破片が突き刺さって痛い。
夜の帝王から一変し、今度は似非紳士の悩殺スマイルが炸裂し、よからぬ画策に乗り出す敦賀さん。
動揺する自分に覆い被さって、正面から顔を覗き込んできて……迫って来て。
「ちょちょちょちょっ…ちょちょ~~~…ちょ~っと待って!!それ選択肢、間違ってますから~~っ!!」
「間違ってないよ。順番変える事が前提の話しだし。」
「順序を踏まえましょう!順序元に戻して下さい~ぃ。」
「もう狂ってるし、今更じゃないかな。やっちゃったものは仕方ないし。元に戻せないし。」
「今からでも遅くありませんから!!」
「じゃ、付き合ってくれるって事だよね。うん。良かった。」
「まずはおとも……。」
「お友達とこんな事しないよね?最上さんは。」
キラキラがキュラキュラに変わって、スマイルアタックは既に凶器。
「飛ばしちゃったものは仕方ないし。スタートはここからで。ね?」
選択権なし、拒否権なし。
貴方が私が仕掛けた恋の罠。
もう貴方から逃れるなんて無理なのかもしれない。
だから、捕まって上げる。
貴方が好きだから。




なのに貴方は言うの。
「最上さん……”キョーコ”って呼んでもいいよね?キョーコ……君が俺のものだって、もう一度証明してくれる?昨夜の事が夢じゃないって…俺に教えて。」
私はまた貴方の腕に包まれた。




しかけたつもりが、いつの間にか貴方のワナにかかって、私は貴方の恋人になりました。





→NEXT







まだ続くらしい??

すいません。

こんなのしか書けませんでした。

ぽっつに文才分けてください。

おねがいします。

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1 ■好き、この展開

こんばんは、好きです。

無言なのに、会話が成り立ってる。
す、すごい、
以心伝心、
感動しました

2 ■感動……ありました?ギャグしかなかったような。

>perorinさん

うれしいです。
でも今更ながら……あそこまでいってこのオチは??

ある意味私も予想外。

ああ……こんなの書いたんだ私。……と認識。
すっかり忘れてました。
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蓮キョ大好きです。
駄文しか書けませんが、よろしくお願いします。

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