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ペガサスの恋 お知らせを追記しました。(19:56)

天を自由に翔け巡り、地に命を吹き込むペガサス。

その蹄で大地を蹴れば豊かな泉が湧き出る。

ペガサスが作った美しい泉を求めて旅に出た先でそれに出会った。

泉の辺で遊ぶ神馬――ペガサス。

穢れを知らぬ白き翼を大きく広げ目の前に降り立つ神の姿。

水しぶきが光を孕み、キラキラと輝きながら、神馬をより美しく飾る。

大きな潤んだ瞳が俺を見つめる。



それだけで、俺は彼女の虜になった。



毎日足を運び、彼女に会いに行く俺。
始めは近づいてくれなかった彼女が次第に距離を狭めてくれるようになった。
今ではその翼にさえ触れさせてくれる。



その日もいつもの様に泉へと出かけた。

いななきが聞こえ、彼女の訪れを告げる。

優雅に舞い降りる姿に魅了される俺の前で、徐々に姿を変えて行く彼女。

力強く大地を蹴り、天を自在に翔ける脚は、ほっそりとした手足に変わり、大きな潤んだ瞳にその面影を残した幼い顔だちへと変わる。

大きな翼をはためかせ、裸足の足を水面に付けた。

ペガサスから、白い大きな翼を背負った少女へと姿を変えた彼女。

「お父様にお願いしたの。」

水面を歩く姿は正しく女神そのもの。

「貴方とお話しがしたいって。」
「女の子だって分かってたけど、その姿だとペガサスって…呼びにくいね。」
「それは本当の私の名前ではないわ。私の姿を見た誰かがそう呼んだのよ。」
「君の本当の名前を教えて。俺はレンだよ。」
「キョーコ。この名前は父と貴方しか知らないわ。」



俺と彼女は互いに惹かれ合い、恋に落ちた。



水辺で戯れ、天を共に翔け、愛を囁きながら口づけ交わす。



神々の時代が終わりをつげても、俺と彼女の恋は終わる事はない。



永遠に続くペガサスの恋の物語。








神話ネタ。
ギリシャ神話好きなもんで。

続きは今のところなし。



追記にお知らせあります。

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貴島君の恋愛相談室

※貴島さんの生態…もとい…性格が発覚する前に書き始めたので、かなり違います。
私の希望の貴島さんです。
貴島さんにはお邪魔虫より、大人の余裕で蓮とキョーコを煽って欲しいと私は思う。
……貴島さんを馬の骨化している方も多いので、私1人くらい別視点でもいいだろう。
というわけで、馬の骨ではないので、三つ巴やらなんやらをご期待の方向きではありません。
ご注意を。

ちなみにこれはかなり前に書いた「スイッチ(某有名サイト様に投稿していた記事)」の続きになります。
ので、あわせてそちらもどぞ。


貴島君の恋愛相談室


「貴島さん!!」

背後から俺を呼ぶ女の子の声。
振り返って見た。

「……??」

いない。
空耳か?
立ち去ろうとしたところで……。

「貴島さん!!」

やっぱり空耳ではない。
女の子が俺を呼んでいる。
もう一度振り返るとそこには……。

『にっ……にわとり??』

ずんぐりした巨大な鶏がそこにいた。

『俺……鶏の知り合いなんかいたっけ?』

いやいや……俺も芸能人、俺が知らなくても向こうは知っている事なんてあって当然の事。
きっとファンか何かだろう?
でも……この声どこかで……。
それに着ぐるみなんて女の子には大変だろうに、がんばってるんだろうな。

「おはようございます。貴島さん。」

でも挨拶なら被り物くらいは取った方がいいよ。
それとも…はずせない理由でもあるのかな?

「昨日は大変失礼しました。」

ん?……昨日?……鶏と接した記憶はないぞ?
やっぱり知り合いなのか?

「話の途中で逃げ出してしまって……あの後、お詫びも言えなかったから。申し訳ありませんでした。」

は?お詫び?話の途中で逃げ出した?

「その前日は役が抜けきれず、ふてぶてしい態度を取ってしまって。」

ちょっとまて。
昨日、俺から逃げ出したと言えば……前日も会っていたとすれば……思い当たるのは。
昨日あったのはダークムーンの撮影。
あの現場で俺から逃げたのは……。

「あっ!私ったら被り物したままで。私、『京子』です。」

着ぐるみの頭部をはずすと、確かに京子ちゃんだった。
京子ちゃん?
なんでこんな格好……。

「あのちょっと…貴島さんお聞きしたい事があって。」
「俺に?……敦賀君にじゃなくて?」

……君、相談といえば何かと敦賀君に。

「敦賀さんには……聞けませ~~ん~~っ!!」

京子ちゃん……そこでなぜ泣く。

「まぁ、いいや。で…何かな?」

少し躊躇った後、ぼそぼそと何かを言っている京子ちゃん。
恥じらいながらの姿は可愛いけれど、聞こえないから。

「京子ちゃん。何?」

だから京子ちゃん、その上目遣いヤバイよ?
敦賀君に俺……殺されたくないんだけど。
グラつきそうになる理性を立て直し、京子ちゃん

「男の人って皆さんあんなに強引なんですか!?」
「は?」
「あんな……あんな……あ……いや~~っ!!」

敦賀君……君……彼女に何をした?

「とにかく落ちつこう。」
「すいません。」
「仕方がない。お兄さんが聞いてあげよう。敦賀君がどうしたって?」
「つ……敦賀さんに、告白されたんですけど……。」

やっぱりね。
俺の感は当たるんだ。
特に恋愛絡みの事はね。
二人とも恋愛初心者っぽいから、何とかしてやるか。
俺っていいやつ。

「それで?」
「私……恋する気なんかちっともないんです。」

おいおい、10代の女の子が今から枯れててどうすんだ。
ダメだ、ここは根本的に指導しないと!!
敦賀君、後で講習料割増料金入れて貰うからな。

「だからお断りしてるのに、敦賀さんったら諦めてくれないんですぅ~~。」

そりゃ、諦めないだろう?
俺の感が言ってる。
あれは本気で恋してる。
一生に一度ってくらいの恋だ。
俺はまだそんな恋にめぐり合ってはいなけど、それだけは分る。
それなのに、肝心のこの子が”恋なんてしない”と言い張る。
これは俺の本領を発揮するところじゃないか?
恋愛音痴っぽい敦賀君が無闇に突っ込んでも彼女は逃げるだけかもしれない。
俺そういうのダメなんだよね。
まどろっこしいのを見てるのって。
ここはホントに俺の出番かもしれない。
今度こそ上手くいくに違いない。
一度はやってみたかったアドバイザーとしての俺。
恋愛経験は積んでるんだが、アドバイザーとしては三流以下だった。
何故なら、相手の女の子達がことごとく俺に落ちたからだった。
おかげで経験値も上がるけれど、一方では遊び人としての名前も上がる。
どうも納まりがつかなくなるのだ。
男には恨まれるし?
俺は本当にくっついて欲しくてがんばってたんだけどね。
女の子達が『貴島さんがいい』って言うんだから仕方ないじゃないか。
そんなわけで失敗の終わってばかりの俺の恋愛指南。
俺には向かないと諦めかけていた時にやってきた目の前のカモ……いやいや、恋に戸惑う可愛い子羊ちゃん。
これは俺が何とかしないと。
そもそも”恋愛しない”はマズイだろう。
彼女だって女優なんだし、いつかはそういう役柄が回ってくるだろう。
感情なんて想像や見聞きしただけで表現するなんて限界がある。
敦賀君だってそうだったじゃないか。
やはりここは俺ががんばらないと。


「さて、京子ちゃん。ちょっと座って話しをしよう。」
「貴島さん。お時間大丈夫なんですか?別に今日じゃなくても。」
「大丈夫だよ。時間が空いたから、ちょっと気分転換に外に出てきたんだ。」
「休憩中でしたか。申し訳ありません。」
「いいよ。気にしない気にしない。」

置いてあった台を椅子代わりにして腰掛ける。

「で……まずは、気になるところから聞いていこう。何があったの?」
「敦賀さんに告白…。」
「そこじゃなくて、君が恋愛しないっていう理由。お兄さんに話してみなさい。」
「ええっ!?いっ言わなきゃダメですか?」
「うん。ダメ。」
「でも……。」
「でないと解決しないの。いい?辛いことを思い出すかもしれないけどね、そこから直していかないといけないんだ。」
「直らなくていいんですけど……。」
「京子ちゃん。お兄さんに話してみよう。」
「は…い。」

そこから始まった彼女の思い出話し。
彼女は本当にいい子だった。
おまけに大和撫子そのもの。
敦賀君、これをモノにしなかったら非常に惜しいぞ。
彼女に関心する一方で彼女の話しに出て来る幼馴染だという男に腹が立つ。
彼女を散々利用しておいて、あっさり捨てるなんて酷すぎるだろう。
別れ際さえ…いや別れ際だからこそ、キレイに締めくくるもんだ。
それが出来て一人前の男だろうが!!
しかも、今度は未練がましく彼女をおっかけてるなんてバカだろう。
何より彼女がその幼なじみが何故、未だにちょっかい出してくるのかその理由に気付いていないのも問題だ。

「京子ちゃん。そいつ…誰?」
「え…っと。あの……。」
「野放しにしておけないから。」

だってそうだろ。
男として許せん。
女の子を大切にするのは当たり前だろう。
それを家政婦だと?
都合よく使うだけ使ってポイしといて、今更、何をちょっかい出してんだ。
やはり許せん。

「今はそいつの事はいいんです。敦賀さんどうにかしてほしいんです~。」

この際、敦賀君には好きにさせていた方が君の今後の為でもあると俺は思うんだけどね。

「根本から何とかしないと解決しないよ?」
「根本は敦賀さんです~~っ。」

どうやら、先にこの子を何とかしないといけないらしい。

「京子ちゃんは、敦賀君の何がダメなの?」
「夜の帝王なんですよ。有害じゃないですか~。」
「何それ?」
「妖しげな雰囲気全開でせまってくるんです~。」

さめざめと泣く京子ちゃん。
夜の帝王ね。
なんか想像が付くよ。
もう理性のゴムが劣化してるんだろ?
俺が思うに敦賀君の理性はゴム製だったんだ。
伸びる理性ってやつ?
伸び縮みして、何かの拍子で元に戻るんだ。
そんでもう、劣化して伸縮性がなくなっちまったんだろ?
もしくは……切れちゃった。
なんかそんな感じだ。
しかしまぁなんだな、敦賀君も今までよく我慢してたよ。
そんで、この娘は天然なんだな。
さて、どうする?
この子は手強いぞ。
トラウマもあるだろうが、とにかく思い込みが激しい質のようだし。

「京子ちゃん?君さ…敦賀君の事はどう思ってるの?」
「はへっ?」
「敦賀君の事、どう思ってるの?好き?嫌い?」
「えっと……。好きですよ?でも…異性としてじゃありませんから。」
「じゃ、俺の事は?」
「ほへ?」
「俺の事は好き?」
「あの……。」
「もう少し身近な人にしてみようか。そうだな。敦賀君のマネージャさんとか…。彼に好きって言える?」
「……社さん。えぇっとぉ……。うっ……なんでしょう?急に寒気が。何か答えちゃいけない気がするんですけどぉ。」

なんだろ?
ホントに寒気がしてきた。
いずれにしろ答えにくそうだから、相手を変えよう。
単に他の男と敦賀君への思いが同じかどうかを聞きたかっただけなんだけどね。

「じゃ、女の子にしよう?君の一番仲のいい子を思い浮かべてみて。その子の事は好き?」
「大好きですっ!!」
「じゃ、その好きは敦賀君を好きと思う気持ちと同じものかな?」
「ふぇっ?」
「どう?親友への”好き”と敦賀君への”好き”は同じものかな?」
「同じです!!」
「そう。じゃ君が親友にしてる事を敦賀君にもできるかな?」
「えっ!?」

しばらく考えて……顔を真っ赤にした京子ちゃん。
君、何を考えたの?

「無理です!!無理ですーーーーっ!!敦賀さんに抱きつくなんて無理ですーーーーっ!!」
「そんなの試してみないと分らないだろ?」

試して分るもんなのか?
ん?
誰だ?
俺はまだ何も言ってないぞ。
今まで顔を真っ赤にしていた京子ちゃん。
今度はガッチガッチに固まって一点を見つめていた。
その視線の先を追えば……。

「俺はいつでも準備できてるよ。」

無駄なまでにキラッキラに輝いた笑みの敦賀君がいた。
ホントに無駄に輝いてるよ、敦賀君。

「ほら、おいで。」

腕を広げて受け入れ体制も万全だ。
君……いつからそこにいたの?

じりじりと後退していくキョーコちゃん。
されげなく距離を詰める敦賀君。

……えっとぉ、俺、そういう手法は使った事ないけど、それだと逃げるよ、彼女。
案の定、彼女はといえば……。

「……いいやーーーーーっ!!そんな破廉恥なことできませぇーーん!!」

と叫んで、ずんぐりした着ぐるみを着たままとは思えない動きで走り去っていった。
どういう運動神経してるんだ彼女は。

そして、視界の片隅を占拠して徐々に侵略を図ろうとする黒い影。

「貴島君。」

敦賀君……マジで怖いから。
俺は別に彼女に言い寄ろうとかしてたわけじゃないから。
だから凄まないでくれる?

「俺も相談にのってもらっていいかなぁ?」

………はい?
相談?
俺に?

「どうやったら、彼女は落ちると思う?」

ちょっと待て敦賀君。

「手を変え品を変えて、いろいろ試したんだけど、なかなか落ちないんだよね。」

だから敦賀君、彼女は根本的にそこまでいくには無理な性質で、根底から直さないと無理だと俺は思うよ。

「一晩かけて”好きだ”って言い続けたんだけどね。信じてくれなくて。」

だから敦賀君、一晩かけてって…思うに逆効果じゃないか?

「普通、どのくらいで手を出してもいいものなの?」

ん?
なんか言ったか?

「俺はすぐにでも幸せな家庭を気付きたいんだけどね。彼女、強情なんだよね。」

って、いきなりプロポーズかよ。
キョーコちゃんでなくても逃げるって……あ、でも敦賀君相手なら大概は落ちるかもしんないな~。
というか問題、そこじゃないし。

「貴島君、そういうのなれてるよね?」

俺はいきなりプロポーズなんかしないって。
君、極端すぎるよ?

「ここだけの話し、俺にとって彼女は初恋の相手なんだ。10年前に会ったことがあるんだけど彼女は気付いてない。」

ほぉ……そんなことが。

「だからいきなりでもなんでもないよ。」

って、俺の思考を読んでたのかよ。

「俺を妖精の王子様だとか、神だとか、魔王だとかいうんだよね。」

神もなんとなく分る。
魔王もわかる…すごく分る。
妖精の王子様って、キョーコちゃん。君どんだけメルヘンなの?

「人間扱いされてないんだよね。」

いろいろ苦労してんだね、敦賀君。

「こうなったら、俺が普通の人間だって事を教えるしかないよね?」

して、その手法は?

「素肌で感じ取ってもらうのが一番手っ取り早いと思うだけどね?」

無理やりとかやめてね。
それ犯罪だからね。

「うん。そうだやっぱりそうしよう。君を見習って一歩踏み出して見る事にするよ。」

君の考えてる事は一歩どころじゃないだろ!!

「うまくいったら報告するよ。」

いや、聞くの怖いから!!

「じゃまた。」

だから、敦賀君……って早っ!!
悔しいくらいに長い足を駆使して優雅に去っていったはずの彼。
とても高速で移動してるようには見えない身のこなしだ。
しかも、向かった先はキョーコちゃんが逃げていった方向。

ごめん。
キョーコちゃん。
やっぱり、俺には恋愛相談は向かないらしい。
俺、どうもできそうにないよ。
触らぬ神に祟りなしっていうだろう?
敦賀君に睨まれたら、それこそ一生しつこくネチネチやられそうな気がするからさぁ。
とりあえず、またなんかあったら話くらいは聞くから。
うん。
聞くだけだけどな。
それで勘弁して?


それからしばらくして、顔を真っ赤にしたキョーコちゃんをさも当然のように抱き上げて、にこやかに去っていく敦賀君の姿を見たのだった。


俺の恋愛相談は、新たな形で失敗記録更新した。




ども。
スイッチの続きです。
実はこれ、いろいろ繋がってます。

スイッチ』⇒『貴島君の恋愛相談室(この記事です)』⇒『甘いワナ』⇒『モノマネでいってみよー!』⇒『お花畑シリーズ』と繋がっています。
ええ、繋がってたんです。

ちなみにお花畑シリーズは…一応続編考えてます。
いつになるかわかりませんが、お付き合いいただけるとうれしいです。

注意が一つ、記事内のリンクはアメーバブログに飛ぶようになっています。
すこしずつ直したいのですが、携帯ユーザーなのと記事が多くてなおせてません。
お話は繋がってますが、けっこう修正してるので、FC2内の記事でお読みいただいた方がいいです。
あちらの記事はアメンバーじゃないと読めないしね。
お手数かけますがよろしくお願いいたします。


ではまた。



月華


『敦賀君と僕』

新年のご挨拶に添えた駄文をバレンタインにまで引っ張りました。あはは。←笑ってごまかす。
そんな訳でどぞ。
ご注意……色気はゼロ!



『敦賀君と僕 元旦からバレンタインまでの軌跡』



1月1日某テレビ局にて。

「あっ、君、また会ったね。明けましておめでとう。」
「敦賀君。明けましておめでとう。」
「今日、会えるとは思わなかったよ。」
「新春特番の撮りだったんだ。敦賀君もかい。」
「ああ、今、終わったところ。後は帰るだけ。」
「じゃあ、少しだけ付き合って貰えるかい、兄弟。」
「君の頼みなら、OKだよ。」
「じゃあ、敦賀君!今の気持ちでも、今年の抱負でも何でもいいから、言ってみてくれないかな。」
「何でも、いいの?」
「何でも?」
「もしかして、君仕事中?」
「実は。」
「もうカメラ回ってる?」
「うん。」
「どっち?」
「あっち。」
「じゃあ、遠慮なく。」
「どうぞ。」
「本当に?」
「ご存分に。」
「そう。ありがとう。」
「さぁ、敦賀君。カメラに向かって一言どうぞ!」

「最上さん!君が好きだっ!!」

「完。」

「えっ!?なんで”完”なの?」
「だって敦賀君。今ここで、それはないだろう。」
「悪どい顔して”彼女を落とせ”と言ったのは君だろう!!」
「だって敦賀さん。ありえませんよ。だって…だって…だって……。」
「…………その声、もしかして、君、最上さん??」
「別人ですぅ〜っ!」
「やっぱり最上さんだ。」
「だから別人……。」
「最上さん。」
「ひいーーーぃっ。大魔王ーーーっ!ごめんなさ〜いっ!!」
「やっぱり最上さんだ。」
「いやーーーーっ!」
「最上さん。いや……キョーコ。もうどこへも逃がさないよ。」
「みのがちてーーっ!」



1月某日……成人の日……またしても某テレビ局にて。

「これで君も大人だね。」
「ひどいよ!あんまりだよ!敦賀君!!」
「ん?何が?」
「こんな状態で歩けるわけないじゃないか!」
「でも早く大人になりたいって言ったのは君だよ。」
「そういう意味じゃありませーーーーんっ!!」
「ごちそうさま。」
「つっ……敦賀さんのバカーッ!!」



2月3日節分の日……またまた某テレビ局にて。

「えいっ!えいっ!!」
「ちょっと、君!」
「鬼畜は楽屋の外ーーーッ!!」
「悪かったってば。というか、素に戻ってるよ。キャラクターのイメージ壊れるだろう。」
「今はカメラ回ってません。余った豆で局内の鬼を追い払ってるんです。」
「鬼って、俺?夕べだって優しくして上げたのに。代わりに今夜は念入りに……。」
「今夜はお部屋にいれませーん!!えいっ!えいっ!!」
「俺のマンションに俺が帰れないってあんまりだろっ!」
「今日は鬼を追い出してもいい日なんですーーっ!鬼はぁ外っ!!鬼は外っ!!」



2月10日抱かれたい男No.1様お誕生日……またまたまたまた某テレビ局にて。

「敦賀さぁーん。どういう事ですかーーっ!!」
「もちろん、欲しいものくれるって言うから貰って来たんだけど?」
「私はまだ収録中ですぅ!」
「俺は今のコーナーで終わったし、欲しいもの貰って来たんだからいいんじゃない?」
「そんな訳ありますかーーっ!!」
「ディレクターも司会の三人も何も言わなかったよ。承諾してくれたって事だよね。」
「違いますっ!あれは唖然としてただけです!!」
「そう?でも、出て来ちゃったし、もういいよね?さぁ、帰ろうか?」
「帰ろうかじゃありませーん!」
「誕生日プレゼント、心行くまで堪能させて貰うよ。」
「いぃやぁーーーーぁっ!降ろしてー!助けてーっ!だーれーかーあぁっ!!」



2月14日バレンタインデー……懲りずに某テレビ局にて。

「何しようとしてるんですか。あなた。」
「お返しだよ。」
「さっき、チョコ貰ったし。」
「それでどうして、”坊”の頭を取ろうとしてるんですか!?」
「取らないと出来ないだろ?」
「何が!?」
「”お返しのキス”が。」
「”お返し”は今日じゃありませーん!!」
「今日は予行練習。ホワイトデーにはたっぷりお返しするから安心して?」
「安心なんかできませーん!」
「大丈夫だよ。周期的に安全日だし。」
「いやぁーーっ!!破廉恥よーーーっ!!」



「蓮……何やってんだ?」
「あっ社さん。俺達帰りますから、後よろしくお願いしますね。」
「……仕事は終わりだし、いいけど。廊下でやるなって言ってるだろ。」
「そうですね。ちょっと着替え手伝ってきます。」
「自分で着替えます〜〜っ!敦賀さんのえっちぃ〜。」
「今更テレないの。ね?」
「いやあぁーーーーーっ!!」




完全に”完”。







えっと……年始のご挨拶に書いたものにいろいろつけたしました。
全部キョコは坊の姿です。
……収録はだいたいきまった日にやるんでしょうが、特番とか、都合とかがあって……という事で。
敦賀氏もこんな事やってられる程暇は無いはずだし。



許してくださぁい。



お粗末で毎度すいません。



月華



BIRTHDAY PRESENT 〜蓮様誕生日企画〜

「お誕生日……何かしてほしいことありますか?」

何でも持っている敦賀さん。
何を差し上げたらいいか悩んで、ご本人に聞いてみた。

「君がほしい。君が手に入らないのなら、何もいらないよ。君以外……いらない。」

敦賀さんが、そう言った。

「君以外、他には何もいらないよ。」

私を抱きしめて彼がそう言った。
私の心はもう、とっくに貴方のものなのに。



「今年はね、君にお願いしたい事があるんだ。」

お付き合いを初めて二度目の彼の誕生日が間近に迫ったある日、彼がそう言った。

「何ですか?」
「今年どうしてもほしいものがあるんだ。」
「それ私にできる事ですか?」
「君にしか出来ないよ。」

それが何か聞いたけれど、さっぱり教えてくれない。

「俺の誕生日まで秘密。」

彼の誕生日。
テーブルにたくさんの料理を並べ、ケーキも用意した。
特別なシャンパンもある。
後は彼を待つだけ。

チャイムがなる。
きっと敦賀さんだ。

「お帰りなさい!」

玄関まで出迎えに行くと、そこには大きな花束を抱えた敦賀さんがいて。

「ただいま。」
「どうしたんですか?その花束。どなたかに頂いたんですか?」
「違うよ。これは君に。」
「私に?今日は敦賀さんの誕生日なのに、私があなたからプレゼント貰うんですか?」
「うん。君からはもっと大きなもの貰う予定だから。」
「?」

手渡された花束を抱えた私に、彼が言った。

「最上キョーコさん。俺のお嫁さんになって下さい。」
「………。」
「君と同じ未来を歩く権利を俺に下さい。」
「………。」
「君のすべてがほしいです。」

大きく腕を広げた彼。
私は躊躇う事なく、彼の腕に飛び込んだ。



月日は過ぎて、また彼の誕生日がやってくる。
今年も貴方の望むプレゼントをあげらそうですよ。
日付が12時を差し、彼の誕生日である事を示す。

それからしばらくして、新しい命が産声を上げた。

『来年は家族がほしいな。』

そう言った彼へのプレゼント。

神様がくれた奇跡。





またしても異質なもんが出来たかも〜。

まあ、いいでしょう。

きっと他の皆様がラブラブな蓮キョ書いて下さるはずよ〜っ。

いや、ラブはあるんだけどぉ、ちょっとたりないかなと思って。

あはは。



それではまた。



月華



TRAGIC MARKER

日本のとある映画祭の受賞式。
何かと話題となったTRAGIC MARKERがノミネートされ、俺達はここにいる。
それはいいんだけど、てか、めちゃくちゃうれしいけど。
…………。
この男……誰だ?
そんで隣の美女……誰だ?
この体格の共演者といえばカイン・ヒールしかいねんだけど、ヤツはこんな穏やかな面はしてねーぞ。
もっとこう凶悪そうな。
コイツがホントにカインなら、現場でのあれは全部演技だったのか?
これが素のカインか?
それとも猫を被ってんのか?
よく見りゃ随分と整った顔してやがって、周りの女共が顔を赤らめてるぞ。
怖い怖い言ってた共演の女性陣までもだ。
監督は普通だな。
カインの素を知ってんのか?
監督とは、にこやかに会話までしてやがる。
カインの隣にいるすげー美女がさらにわかんねー!
雪花ちゃんはどうしたよ!?
雪花ちゃんよりは年上っぽいというか、20歳くらいか?
もしかして、他に兄弟いたのか?
それにしても、雪花ちゃんに負けず劣らずのラブラブっぷりじゃねーか。
もしかしてカインの奥さんとかな。
……有り得る。
カインも来るっつーから、久々に雪花ちゃんに会えるかと思ったんだけどな。
もしかして、わざと連れて来なかったとか?
俺を散々牽制してたからな、それも有り得る。
雪花ちゃんに会いたかったぜ。

不意に感じた突き刺す様な鋭い視線。
そう、この感じ。
散々味わってきたこの感じ。
視線の先を辿れば、殺意さえ篭った瞳が俺を見ていた。

間違いねー。
コイツはカインだ。
猫被りやがっていたかっ!!
俺は根性を振り絞ってヤツを睨み返した。



TRAGIC MARKERは見事に優秀賞を受賞した。
最優秀賞は逃したが、大健闘だ。
カインも、あのバケモノじみた動きがほとんどCGやスタントなしだった事、その存在感や表現力が評価され、助演男優賞を受賞した。
気にくわねーが、ヤツの凄さはこの身で体感したからな認めざるを得ない。



いよいよ、主演男優賞と主演女優賞の発表だ。
俺もノミネートはされてはいるが、手強いのがいるから、どうなるか。
誰かって、決まってんだろ。
敦賀蓮だよ。
TRAGIC MARKERを抑えて最優秀賞を取った映画の主演の一人だ。
俺もあの映画は見たけど、すげーと思ったぜ。
海外でもクー・ヒズリを超えたアクション……なんて言われる程の人気振りだった。
ハリウッド映画並のアクションをスタント無しでやったってんだからな……なんか誰かを思い出すんだけど。
ん?
カインがいねー。
美女も。
どこ行った?
あっ!いたっ!!
って、なんで二人とも、あんなとこにいるんだ!?
あっちは敦賀蓮と京子がW主演の……。
生憎と主演二人はまだ来ていないようだ。
欠席するとは聞いてねーし、仕事が押してんのか。
敦賀蓮かぁ。
やっぱ演技すげーよな、敦賀蓮。
顔だけじゃねーぜ。
俺の目標はクーだけど、その前に、あんたを超えなきゃな。
ってか、今、気にするのはそこじゃねーし!
カインが、なんであっちにいるんだ?
周りの役者達もみんな引いてんじゃねーかよ。
空いてりゃ席は、どこでもいいとでも思ってんじゃねーか?
いくらなんでも、そりゃねーだろっ!
……あっ、最優秀男優賞の発表だ。
連れ戻してる暇はねー。



それから、俺は明かされた事実にドギモを貫かれた。



最優秀男優賞として、敦賀蓮が選ばれ、俺は優秀賞を受賞した。
すげー嬉しいぜ。
だけどよ。
敦賀蓮としてステージに立ったのは―――カイン・ヒールだった。
そして隣にいた美女は、タレントで女優の京子だという。
二人でステージに立ち、TRAGIC MARKERの監督とLME社長立ち合いの元、真実を明かす。
カインは、敦賀蓮だった。
雪花ちゃんの正体は京子。
別人だろう!
どっちも!!
徹底するにも程があるっての!!
俺はもう少しで、殺されるとこだったんだぞ!!
雪花ちゃんはDARK MOONやBOX”R”で様々な話題を呼んだ京子だったのか。
まだ、一度も共演した事無いけど、彼女、やっぱりいいよな。
あっ……雪花ちゃんが演技だったって事は既に共演してたって事になるのか?
いや、俺、演じてねーし。
カッコつけてみたくらいかな。
そうか、京子か。
いいよな。
DARK MOONの打ち上げパーティーの映像を見たけど、すんげー美人だった。
今の彼女も、すげー大人っぽい。
あれでまだ高校生だぜ。
これから先が楽しみだぜ。
後で、ちゃんと挨拶しておこう。
後、………カイン……敦賀蓮にも詫び入れないとな。
歳は俺が上だけど芸歴はあっちが長い。
つまり先輩だ。
散々暴言吐いたし、喧嘩売ったしな、まずいよな。



「村雨さん。」
ん?
この声はカイン……じゃねー……敦賀蓮だ。
カインの声で”さん”付けされると気味が悪いぜ。
表彰を終えた敦賀蓮が目の前いた。
「受賞おめでとうございます。」
「アンタこそ、最優秀男優賞おめでとう。参ったぜ。アンタには。」
言葉使いは……許せよ。
俺にも意地があるんだ。
カインが敦賀蓮だってわかったからといって、今更、敬語なんて使えるかっつの。
「村雨さん。本当におめでとうございます。現場では失礼致しました。私の様な新人が失礼な態度を取りまして、申し訳ありませんでした。」
綺麗なお辞儀で頭を下げてきたのは京子だ。
「いいって、演技だったんだろ?えっと、京子ちゃんって呼んでいいかな?アンタ等には、まんまと騙されたぜ。」
雪花ちゃんとはガラリと変わって、大和撫子そのものの様な彼女に俺は目を奪われる。
これが彼女なんだ。
新人賞をすっ飛ばし、いきなりの最優秀女優賞だぜ。
納得っていっちゃ、納得なんだけどな。
すんげー騙されてた。
何よ、この変わりっぷりはよ。
雪花ちゃんの時の冷たい感じもいいけど、今の楚々とした素の彼女も……。
家に帰ったら、こんな彼女が待っていて、『お帰りなさい』って出迎えてくれたり、ごはん作って待っていてくれたら、いいよなぁ。
あっ、そういえば、京子って料理上手って聞くよな。
ん、なんか寒いような……。
そして気付く。
敦賀蓮が、カイン・ヒールの眼差しで睨んでいる事に。
あげくに……。
「ムラサメ。」
このカインの口調だ。
「…………。」
「京子に近づくな。」
「…………。」
「敦賀さん?カインはおしまいですよ?」
そうだ!
ついでに京子ちゃんは、お前の妹じゃねーんだろ?
だったらいいじゃねーか!
とか思っていたら、ヤツが思わぬ行動に出た。
動揺する彼女の手を取り、自分の方に引き寄せ。
「こういう事だ。よく見ておけ。」



そちらこちらから驚きの声が上がる。



俺の目の前には、深く口づける二人の姿があった。



多くの報道陣がいる中……しかもテレビカメラまで回っている中での事だった。



敦賀蓮の初スキャンダルがリアルタイムで公にされた瞬間だ。



そして、俺が失恋と初めて男の嫉妬深さを知った瞬間でもある。



TRAGIC MARKER
俺の中に刻まれた悲劇的な刻印。



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